フィアットのラインナップの中でベースラインを受け持つのがパンダ。1980年にデビューして以来、個性的で可愛らしいデザインと経済性の高さ、使い勝手の良さなどで定評のあるクルマだ。日本には1992年から輸入されていた。昨年秋のフルモデルチェンジで登場した新型パンダは、ヨーロッパでの販売開始直後から高い評価を得ており、2004年のヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤーを受賞している。
外観デザインはかつての角張ったデザインから一新され、丸みを帯びた個性的なラインで構成される独特のもの。全幅は1600mmを切るコンパクトなものだが、全高は1500mmを超える背の高いパッケージングを採用した。サイドから見たときにドアガラスの上端が流れるようなラインを構成しているのが大きな特徴。上級グレードのパンダ・プラスにはルーフレールとスカイドームと呼ぶ大型の電動ダブル:ルーフが装着されている。そのために全高が1570mmになってタワーパーキングに入らなくなるのはやや残念なところ。標準のパンダにするか、パンダ・プラスにするかは悩ましいところだ。