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トヨタ、新しい車両安全技術を開発

(2005.06.20)

新しい車両安全技術を開発したトヨタ!

アクティブステアリング統合技術と、新型エアバッグ

 トヨタは6月10日、安全な車両開発を推進するため、アクティブステアリング機能を統合した「VDIM」と「SRSツインチャンバーエアバッグ」を新たに開発したと発表した。これらの技術は、本年夏発売予定のレクサスブランドの新型車に搭載される。

 「VDIM(アクティブステアリング統合制御)」は、車両安定性制御システムであるVSCと、ABS・TRC・電動パワーステアリングなどのシステムを統合し、ドライバーの操作と車両の挙動を常に把握することにより、車両の挙動が限界に至る前から制御を開始し、車両姿勢を安定させるものであり、 2004年7月に世界に先駆けてクラウンマジェスタに搭載された。今回開発された新しいVDIMは、ハンドルの操作量とタイヤの切れ角の関係を柔軟に変化させることができるVGRSを用いて、前輪の切れ角を最適にコントロールするアクティブステアリング機能が新たに統合されたもの。これにより、車両左右輪の接地面の摩擦係数(滑りやすさ)が異なるような不安定な路面での発進・制動時においても、ブレーキ・エンジン・ステアリングトルクと併せて前輪の切れ角を最適に制御することで、車両が偏向することを防ぎ、より高い予防安全性と理想的な車両運動性能が実現されるという。

 「SRSツインチャンバーエアバッグ」は、優れた乗員保護性能を追求し、オムニサポートコンセプト(乗員を多面で受け止め衝突時の荷重を分散させ人体への負担を軽減する考え方)を取り入れた、新しい形状のエアバッグで、世界で初めて開発された(2005年5月現在。トヨタ調べ)。この新しいエアバッグ(助手席に装着)は、二つの袋形状とすることにより中央部にくぼみを設け、展開直後に乗員を頭・肩などの多面で受け止め、乗員への荷重を分散させることを狙いとしている。これにより、一つの袋状に展開する現状のエアバッグに対して、展開直後に局所的にかかる人体への負担を軽減する効果が期待できるとのこと。

 交通安全対策の重要性がますます高まる中、今後もトヨタは、モビリティ社会の究極の目標である「交通事故死傷者ゼロの実現」に貢献するため、「死傷者ゼロ・事故ゼロ」の追求を念頭に、「より安全な車両開発」はもとより「人に対する交通安全啓発活動」「交通環境整備への参画」を通じ、交通安全への幅広い取り組みを強化していくとのこと。

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