良くなったがまだまだ硬いランフラットタイヤ
SC430の搭載エンジンはその数字が示すように4.3LのV型8気筒3UZ-FE型。これまでに搭載されていたのと同じで、静粛性の高さや滑らかな吹き上がりには定評がある。ほかの多くの自動車メーカーがベンチマークとするのがこのエンジンで、“当社のV8はレクサス並みに静かである”などという自慢の仕方をする例もあるほどだ。
オープンボディのための剛性強化もあってSC430の重量はより大きなボディを持つGS430に比べてさらに重くなっているが、207kW/430N・mのパワー&トルクは重量を感じさせないだけの実力を持つ。アクセルを全開にして加速していけば、たちまちのうちに高速域に達する実力だ。ただ、SC430ではそうした豪快な走りを楽しむより、動力性能を生かした余裕のクルージングを楽しむのが似合っている。
ソアラからSC430に変わるに当たり、電子制御ATが5速から6速に変わったのが大きな変更点で、最新の制御が加えられた6速ATによって一段とショックの少ない滑らかな変速フィールが得られるようになった。
タイヤは18インチの45タイヤで、オプションでランフラットタイヤも用意されている。偏平のランフラットタイヤとあって乗り心地はかなり硬めの印象がある。最初にソアラとしてデビューした当初に比べたら、乗り心地もかなり良くなっているが、それでも標準タイヤとの違いがあるのは確か。どちらを選ぶのかは難しいところである。