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特集

新年企画!10人の達人が2006年のクルマ業界を徹底予測!!

(2005.12.27)
2006年はこれが来る
TOP 萌えカー・オブ・ザ・イヤー2005 自動車業界はこれが流行る!2006
2006年は「軽自動車」 が来る!ダイハツ、三菱、ホンダが軽カテゴリーで大攻勢をかける
  2006年には、軽自動車がさらにくるのではないかと思います。2005年も190万台ほどの軽自動車が売れて過去最高を記録する勢いになっていますが、来年もこの勢いが続くでしょう。

 2005年末にダイハツから登場した超低価格の 《エッセ》 が需要を喚起するのは間違いありませんし、三菱の 《アイ》 も三菱の本格的な復調のキッカケとなるクルマとして良く売れると思います。 《アイ》 はターボ車だけだったりして価格的にはちょっと高めになりますが、三菱のディーラーとしては取りあえずコレに絞って売るしかない状態ですから、ソコソコ売れるはずです。

 ほかにも 《MRワゴン/モコ》 の姉妹車も一定の売れ行きを確保するのは確実ですし、ホンダからも 《ザッツ》 の後継になるのかどうか、新しい軽自動車が発売される予定があり、さらに《バモス》のフルモデルチェンジも行われるのではないかと見られています。年の後半になると 《eKワゴン/オッティ》 のフルモデルチェンジも行われますから、軽自動車は新型車がメジロ押しの状態になります。
 決定的な量販車はないかも知れませんが、軽自動車が大いに売れる年になるのは間違いないでしょう。
松下宏
松下宏 自動車評論家

2006年は「エコドライブ・テクニック」が来る!コンピューター制御の特性を生かしたエコ・ドライブを提唱
 2006年に流行るものは、ずばり「エコドライブ・テクニック」だ。2005年は燃費のいいエコカーが注目を集めたが、実際に購入するためには新たな資金が必要になる。しかもハイブリッドカーとなると同じクラスの車と比べると割高になってしまう。燃料代を安くするという大きな目標のひとつが、初期投資の大きさによって回収に時間が掛かったら元も子もない。ローン代金を考えずにサービスステーションで給油するたびに燃費が良くなったと喜んでいるのはあまりにも経済観念がなさ過ぎる。割高なエコカーに乗り換えたら年間走行距離が1万km以下だとそのクルマを持っている間に回収できないかもしれない。だったら普通のクルマにすることで初期投資を低く抑え、エコドライブ・テクニックによって燃費を稼げばエコカーに乗ったのと同じ効果が得られるかもしれない。

 ボクが提唱するのは<エコ・ドライブ>といってもノロノロ走るのではない。1速は別にして、走り始めたらアクセルペダルを深く踏み込んでいい。なるべく早い段階で一番高いギヤに入れることができれば、エンジンの爆発回数が少なくて済み、それだけ燃料を使わないという理屈だ。コンピューター制御の特性を理解したら、エコカーでなくてもエコ・ドライブは可能だ。その「エコドライブ・テクニック」が2006年の目玉商品である。
こもだきよし
こもだきよし モータージャーナリスト

2006年は 「クルマがロボット化して頭脳を持つ!!」クルマに“お仕置き”される時代は、スグそこにきている!?
 06年はクルマがロボット化し、頭脳を持つようになるだろう。電子制御技術が進んだことによって車は賢くなっている。トラクションコントロールや挙動安定化制御など、ドライバーを危機から救ってくれる安全装備も一般的になってきた。ATも賢くなり、ナビと協調制御する車も増えている。人と車と道路をつなぎ、交通とその周辺のサービスの高度化を図る「インテリジェント・トランスポート・システム(ITS)」も、夢物語ではない。今までは利用料が高かったから普及しなかったが、これからは一気に増えていくと思う。

 06年に流行りそうなのは、クルマに通信システムを組み合わせ、リアルタイムに情報サービスを提供する「テレマティック」だ。今まではナビに毛の生えた程度の機能しか持たなかったが、これからは事故を起こした時の緊急通報機能や音楽配信なども積極的に行うようになる。魅力的なコンテンツが充実し、利用料も安くなれば、一気に普及するはずだ。

 また、ガソリンや軽油がドーンと高くなっている。クルマの燃費改善だけでなく、荒い運転をするとお仕置きする機能がクルマに盛り込まれるかもしれない。省燃費走行しないとアラームやモニターの表示画面で、脅しをかけてくるクルマって魅力的だと思わない!?
片岡英明
片岡英明 モータージャーナリスト

2006年は「”個性”を重視したクルマ」が来る!今の時代、個性のない“中途半端なモノ”は埋もれていく…
  一般の人の売れ筋は相変わらずコンパクトカーやミニバンなんだろうけれど、クルマ好き達の動きが少し変わると思う。2005年より ”個性” を重視したクルマ選びになっていくと考えます。 例えばコンパクトカーなら、日本車でなく輸入車でしょう!! ここにきて輸入コンパクトカーも急速に充実してきている。価格だってこなれてきた。 《MINI ONE》 なんか、200万円でフル装備車が買えてしまう。 《VWポロ》 《プジョー 206》 といったヨーロッパでの売れ筋モデルも魅力的。 《VWゴルフ》 などはコストパフォーマンス高く、誰にでも薦められる。

 日本車だって個性が重要。 《プリウス》 などいかがか? あまり台数出ないと思うけれど、 《スイフトスポーツ》 も面白いチョイス。ちなみに私は 《ジープ・ラングラー》 のスポーツ(幌型のボディー。4リッターの6速マニュアルミッション)なんかに魅力を感じてしまってます。

 逆に厳しいのは「中途半端なモノ」。クルマそのものから自動車専門誌に至る文化面まで含め、本物か気合い入っているか、リーズナブルかのいずれかじゃないと、埋もれてしまいます。これは、自分自身に言い聞かせてるだけかも知れませんけど…。
国沢光宏
国沢光宏 自動車評論家

2006年は「ベンツの中古車」が来る!歴代Eクラス最高の乗り味を持つ「W124」は来年、火が点く!!
  僕が来年流行ると思うのは、ベンツの中古車。それも《W124》という、先々代の Eクラス がクルと思います。この 《W124》 は歴代のEクラス(ミディアムクラス)の中でも、ユーザーの評価がすこぶる高く、何台もベンツを乗り継いだ人でも、ナンバーワンの乗り味と感じている人が多いようです。

 日本には85年から95年まで10年間も正規輸入されていたのでタマ数も多く、今ではタダ同然から買うことができますが、最終型の走行距離の短いワゴンなんかは、すでに高くなり始めています。今までも先々代の 《SL(R107型)》 や 《W124》 の先代の 《W123》 型が、都心を中心に人気が出たりしました。とはいえ、これらのクルマは設計が古いので、カッコだけで買った人は、高い金額で買って、すぐに手放している人が多いみたいです。でも、《W124》 ならパーツも豊富にあり、走りも現代のクルマに負けない安心感があるので、長く乗ることも難しくはないでしょう。

 僕も今まで2台買ったことがありますが、チャンスがあったら、また買いたいと思っています。私の予想だと、来年火が点いて再来年ぐらいには高くなってくるかもしれないので、《W124》を買うなら来年がチャンスですゾ。
岡島裕二

ベンツ
ベンツ
2006年は「ディーゼル車の反撃に注目!!」“ディーゼルは環境に悪い”というレッテルが剥がれるか?
 2006年に予定されている事はいくつかある。ちなみに2005年は「レクサス」「ガソリン価格高騰」などがあった。中でもユーザーのフトコロに直接響く「ガソリン価格高騰」は大きな話題だった。

 では、来年の自動車業界は何が来るだろう? 来年はレクサスの旗艦モデル「LS」が発売される(セルシオの後継モデル)。初代セルシオから登場するたびに話題になっていたので、必ず話題になるだろう。しかし、多くの人にとってはレクサスの話題はあまり身近じゃない。  そこで注目なのが、2006年、日本に “ディーゼルエンジン” を導入する「メルセデス・ベンツ」だ。ディーゼルエンジンは、東京都知事から「【発がん性】が高い粒子を排出するため、環境に良くないエンジン」というレッテルを貼られている。しかし、今や欧州の乗用車は半数がディーゼル車となっている。国によっては半数以上だ。

 何故か? ディーゼルエンジンの方が温室効果ガス(地球温暖化の原因と言われる)の排出量が少ないからだ。更に、欧州各国のメーカーはクリーンな小型ディーゼルエンジンの開発に力を入れている。日本では「サルファーフリー燃料」や「渋滞問題」もあって欠点として捉えられがちだが、実は燃費に優れ、二酸化炭素の排出も少ないのである。

 日本の各メーカーが「ガソリン・ハイブリッド車」や「燃料電池車」に力を入れている間に、海外から、「ディーゼル・ハイブリッド車」が登場するかもしれない。と、いうことで「ディーゼル車」の反撃が始まると思う。
鈴木詳一

2006年は「横滑り防止装置」が来る!話題の安全装備で国産メーカーの姿勢が問われるか?
 コレが来るなんて言えないけど、ボクの願いという意味で「ESCの標準装備化」。“ESC”とは、横滑り防止装置のこと。横滑りをセンサーが感知すると、スピンしないように各車輪にブレーキをかけたりして、クルマがドライバーの望む方向へ進むようにアシストしてくれるありがたいシステム。メーカーなどによって呼び方が違っていて、「ESP」や「DSC」、「VDC」に「VSC」などなど色々な名前が付いている。何と、この「ESC」を装着した場合の事故件数はマイナス35%になる!! という資料もあるほど。いわゆる<アクティブセイフティー>と呼ばれるこの技術は、衝突などを未然に防ぐもの。衝突しないことが、やはり一番。

 ところが、国産車においては一部の高級車に標準装備されている以外、ほとんど装備されていないのが現状。V字回復を果たしたメーカーにおいては、新型車なのにオプションですら装着出来ないモデルさえある。最近では、6万円程度のオプションで装着できるESP。標準装備化したところで、そのコストはわずかなものだ。衝突した後のことも重要だが、平行して衝突を未然に防ぐ技術も標準装備化する義務が自動車メーカーにはあると思うのだ。どのメーカーがESP標準装備化を初めてやるかで、そのメーカーがいかにユーザーの安全を考えているかが分かるかも。
大岡智彦
大岡智彦 コリズム編集長

2006年は「3代目ルノー 《ルーテシア》 に注目!!」マーチやティーダに挑むフランス流コンパクトに勝算アリ?
 05年秋、並み居る強豪を抑え「2006年欧州カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞した実力派、ルノーの3代目「ルーテシア(欧州名:クリオ)」 が、いよいよ06年春、満を持して日本市場にデビューする予定です。ワタクシ、この「新型コンパクトハッチ」にとーっても注目しています!!

 発売前ながら、その姿は先日開催された『第39回東京モーターショー』で既にお披露目されています。先代のまぁるいスタイリングから一転、兄貴分の《メガーヌ》に似たシャープで躍動的なボディーラインを採用。このスポーティーな雰囲気、欧州や日本市場で直接のライバルとなる 《プジョー 206》 を多分に意識しているようにも思えます。つまり「ウレ線狙い」、ってことですね。シンプルなのにどこか洒落た雰囲気を持つ室内も、ドイツや日本のコンパクトカーとはまた一味違った新鮮な印象があります。

 さてこの 《ルーテシア》、日産とのアライアンスにより新たに共同開発された「Bセグメントプラットホーム」を使用しているのも注目ポイント。つまり、日産のコンパクトカー 《マーチ》 《ティーダ》 などと共通というワケ。そんな中でどれだけ「ルノー車らしい持ち味」を出しているのかも、非常に興味津々なところです。うーん、早く試乗してみたい!!

 さらに 《プジョー206》 などの例を考えると、輸入車としては非常に手頃な価格帯で出てくるはず。我々にとって、身近に思える存在となること間違いなしなのです。 《新型ルーテシア》、注目しておいて損はないでしょう。
徳田 透
徳田 透 町のクルマ好き(コリズム編集部)

2006年は「オンラインゲーム」が来る!!ネット上で、見ず知らずのランエボにハチロクで挑む
 『Xbox360』が発売となり、『PS3』の発売も決定している21世紀初頭。こんな時に何が流行るかと言えば、「ゲーム」である。GAME。ブロードバンド環境が整い、さらにホリエモンや渋谷で働く社長などが次のネタを探している状況も重なり、06年は空前の「オンラインゲーム・ブーム」がくるはず。

 そして、そのジャンルは「レースゲーム」。きっと『オンラインWRCジャパン』や『オンライン首都高バトル』なんてものを彼らは開催したりするでしょう。なんか、自動車会社や用品販売店がスポンサードしてくれそうだしね。もしかしたら自動車の音声端末(「G-Book」や「カーウイングス」など)と連動したりして、「アナタの愛車でヴァーチャルレース!! 首都高最速は誰だ?」となったりするかもしれない。
 そうすれば《ハチロク》が《ランエボ》よりも速いとか、《S30Z》が《ポルシェ911ターボ》と互角に張り合えるといった都市伝説なども消え去ることだろう…。いや、もしかしたら本当に《ハチロク》で《ランエボ》をカモるゲーマーが登場するかもしれない…。

 いつでもそういう事態になってもいいように、会社近くのビックカメラに『Xbox360』を買いに行こうかと思っている、今日この頃…。
神田卓哉
神田卓哉 町のクルマ好き(コリズム編集部)

2006年は「ちょいマジおやじ」の車じゃない?背伸びするコトに疲れたオヤジが乗るのは、きっとカムリ…
 今年一番のヒット雑誌『LEON』が「ちょいモテオヤジ」とさかんに連呼したお陰で、蛭子能収さんバリの「モモひき系おじさん」もオシャレに気を使うようになりましたよね? そうなると、我々【オヤジマイナーリーグ】(自分では「まだメジャーではない」と思っている…)も、こりゃー負けちゃいられないと!! と気合いを入れる時代となってきました。

 でもね、きっとこうしたムリがたたる時が来ると思うんですよ。人間、いつも背伸びしてばっかりだと、疲れちゃうじゃない? 「ちょいモテオヤジ」の根底にあるのは「女性にモテたい!!」という邪心。そんなモノはどうでもいいやーと思い始めた時、オトコは本来の姿に戻るワケ。そう、「バブル崩壊後の日本経済を支えてきた適度な真面目さ」と、「やっぱり人生は楽しまなきゃ損」という考え方の融合。つまり、来年はちょっとだけ真面目な「ちょいマメおやじ」が流行るんですよ!!

 じゃあ「ちょいマメおやじ」にウケる車とは何だ !? <ゴージャス>ではなく、<スポーティー>でもなく、<勤勉>で<気が利く>ような車。そんな人にピッタリなモデルが、来年早々に行なわれる『デトロイト・モーターショー』に出品されるんですよ!! 何だと思います? 《カムリ》ですよ!! しかもハイブリッドも出るみたいじゃないですかぁー!? 佐藤が抱く「ちょいマメおやじ」が乗るクルマのイメージは、まさにコレ!! 一応、全世界での累計販売台数が1000万台を超えたグローバルモデルときたら、女性の目を気にして疲れたオヤジ達がたどり着くのはこのクルマでしょう。2006年の大ヒット間違いナシ!! ってのはありえないか…!?
佐藤誠
佐藤誠 ガリバー自動車流通研究所

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