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フォードが世界初となるエタノール燃料ハイブリッド車を開発

(2006.02.01)

環境改善の突破口となるか!?

 2006年1月25日、フォードは米国の輸入原油への依存度を引き下げ、温室効果ガスの排出量を低減させるという2点を目的とした、新型ハイブリッド車のテスト車を開発した。

 フォードは、ワシントンモーターショーで、ハイブリッド技術とフレキシブル燃料技術という2つのガソリン低減テクノロジーを融合させた「エスケープ・ハイブリッドE85」を発表。同車は、85%のエタノールと15%のガソリンで構成される混合燃料で、エタノールは完全に再生可能な燃料であり、米国では主にトウモロコシから生成される。

 米国内を走行する車両のうち、5%がE85対応車となっただけで、輸入原油を年間1億4,000バレル減らすことができるという。こうしたエネルギー節減は、米国のエネルギー安全保障強化、国家収支の改善、農業経済の活性化にもつながるとしている。

 さらにエタノール・ハイブリッド車は温室効果ガスの排出を劇的に低減させることができる上、ハイブリッドシステムの採用により、燃料の消費量も最小限に抑える。クリーンで低燃料のコンパクトSUVであるフォード・エスケープ・ハイブリッドが、炭素量の多いガソリンの代わりに再生可能なE85燃料のみで走行した場合、CO2排出量は約25%低減されるという。

 水素内燃エンジン、または水素燃料電池エンジンが広く使用されるようになるまでに、ハイブリッド車とエタノール混合燃料の普及がさらに進めば、米国の原油輸入量と温室効果ガスを大幅に削減できるとしている。

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