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メルセデス・ベンツの中核モデルとしてすでに高い評価を得ているが、GSなどの競合モデルも必死で追い上げを図っているので、持っているアドバンテージは決して大きなものではなくなってきた。それでも歴史に裏打ちされた圧倒的なブランド力はGSではまだはるかに及ばず、この点で特に大きな差をつけている。
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GSはレクサスブランド車として最初に日本に投入されたモデルだけに、それにふさわしいクルマに仕上げられている。ただ、超高速クルージング時の安定性を始めとしたシャシー性能の余裕など、総合的に見るとまだまだやるべきことが残っている。ブランドとして確立されるには、一定の時間も必要となるだろう。
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新しい高級車としての提案も見られるが、高級車作りの伝統とノウハウに裏打ちされたプレステージセダンである。運転する楽しさもあるが、エンジンもサスペンションも黒子に徹して目立たない。真価を発揮するのはロングドライブだ。自然体の走りを見せ、ツーリングセダンとしての実力は非凡で、運転者も同乗者も疲れが少ない。
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新しい高級車の基準を掲げ、最新のハイテク装備で今までとは違う高級車像を築こうとしている。レクサスは「権威」とは違う、プレミアム感とブランドネームを目指し、デザインにも走りにも、新しい価値基準を盛り込んだ。ステアリングを握って楽しいし、エンジンも存在感を強く主張する。パーソナルムードを強く感じる高級セダンだ。
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E350というモデルは、Eクラスの中でも高額過ぎると思う。実際、Eクラスの売れ筋は120万円安い、3リッターエンジン搭載車であるE280となっている。逆に考えるなら、今や絶対的な動力性能を重視するユーザー層が減りつつあるということかもしれない。日本の道路事情なら3リッターで十分だろう。
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性能や装備などを“表”にしてEクラスと比べると、GSが勝っている。しかし「味」や「質感」という点で届いていない。乗り心地ひとつ取っても、Eクラスの水準に遠く及ばず。おそらくトヨタ自身「負けている」という認識がないんじゃなかろうか。そこに気づくまで、Eクラスを凌ぐことはむずかしいと思います。
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