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F1第2戦はルノーの1−2!

(2006.03.23)
F1第2戦はルノーの1−2!
F1第2戦はルノーの1−2!

予選トップ3の会見

F1第2戦はルノーの1−2!

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F1第2戦はルノーの1−2!

「(C) SUPER AGURI F1」

(  (C) SUPER AGURI F1  )

安定した強さのルノー

 3月19日、F1第2戦はマレーシアのセパンサーキットで行われ、今回もルノーの強さが際立つ結果となった。
 今年は予選方式を含めレギュレーションが大きく変わり、レース全体が昨年にも増して面白いものとなった。ノックアウト方式で行われる予選は3つのパートに分けられ、殆どのマシンが予選中コースインしていることから、決勝レースのような争いが見られること。見応えのあるその予選でポールポジションを獲得したのはルノーのジャンカルロ・フィジケラ。生涯3回目の予選1位となった。
 迎えた決勝レースは、ポールポジションからスタートしたフィジケラが、スタートから2番手のホンダのジェンソン・バトンをリード。最初のタイヤ交換&燃料補給のためのピットイン時にバトン、ルノーのフェルナンド・アロンソにトップの座を譲ったものの、両者がピットイン時に逆転。そのままレースをリードし今季初優勝を飾り、ルノーは2連勝。予選から決勝レースともに他チームをリードする速さを見せつけた。
 2位には予選7位からスタートで大きくジャンプアップし、2度目のピット作業でバトンをかわしたアロンソが入賞。3位は予選2位ながらレース中のペースが不安定で最後のピットストップで逆転されたバトンが入賞し、100%ホンダチームとしては実に38年ぶりの表彰台を獲得。ルノーの1−2も24年ぶりであった。
 4位マクラーレンのモントーヤ、5位フェラーリのマッサ、6位フェラーリのミハエル、7位BMWのビルヌーブ、8位トヨタのラルフという順で入賞した。

ホンダワークスの復活と琢磨の頑張り

 今年はホンダ、BMWがワークス体制となり、ミッドランド、トロ・ロッソ、スーパー・アグリといった新チームが誕生した。ホンダはB・A・Rホンダから、BMWはザウバー、ミッドランドは旧ジョーダン、トロ・ロッソはミナルディからチームを買収した形となるため、実質的に増えたチームはスーパー・アグリのみといえる。
 ホンダ以外はチーム体制が大きく変わっており、チームとして力を発揮するのはこれからだろう。ホンダも一昨年躍進したが、昨年は大不振で100%ホンダとなった今年はジャンプアップが期待され、佐藤琢磨を放出しても優勝経験豊富なルーベンス・バリチェロをドライバーとして迎え入れるなど力が入っている。昨年不振だったフェラーリも同じであるが・・・
 しかし、今年最も力が入っているといえるのが新規参戦のスーパー・アグリだろう。唯一経験豊富といえるのがドライバーの佐藤琢磨ただ一人である。旧アローズの主要スタッフや、ルノー・フェラーリを経験したスタッフもいるが、ここ2〜3年現場にいたスタッフは少ない。
 シャシーも旧アローズの2002年式マシンを今年のレギュレーションに合わせるため、エアロダイナミクスの変更とエンジンをホンダのV8エンジンにした程度である。とても戦えるマシンとはいい難い。
 そんな状況の中で琢磨が見せてくれたマレーシアでの走りは、まさにファイティングスピリット溢れる素晴らしいものだった。通常、F1の国際映像ではトップグループを中心に追いかけ、下位グループのドライバーはトップグループに周回遅れにされる場面でしか放送されないことが多い。それが、マレーシアの琢磨の走りは数回にわたりトロ・ロッソやミッドランドとのバトルシーンが国際映像で放映され、抜かれた直後に抜き返す琢磨の姿が世界中に放映された。
 マシンは4年落ちの中古、ライバルとのタイム差は1周2秒にもなるのに、限界以上の走りをして見せた。シーズン中盤には新型のマシンが用意されるとのことだが、参戦1年目の今年、成績は期待出来ない。しかし、それでも琢磨を応援したくなるようなそんなレース運びだった。

次戦オーストラリアも琢磨に注目

 次戦は4月2日のオーストラリア。今回不発だったフェラーリ勢やマクラーレンも改良されたマシンが持ち込まれる。ホンダやトヨタも少しずつ良くなっている。アグリもチーム力が向上中と、ルノー優位ながら面白いポイントがまた出てくるだろう。次戦も琢磨の走りに期待したい。

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