インテリアはアルファ159と同様、スポーティな雰囲気でまとめられている。運転席に乗り込むと、メーターパネルの中央にある液晶のモニターにアルファのエンブレムが浮かび上がるのは159と同様。ゼロを真下に配置したメーターと合わせ、アルファオーナーの気持ちを高める心憎い演出だ。
オーディオなどが設けられたインストの中央部分はドライバー側に向けてデザインされており、連続したコンソール部分と合わせてタイトなコクピット感覚が表現されている。ヘッドレスト一体型のスポーツシートは、アルファテックスと呼ぶ素材が基本で本革シートがオプションで設定されている。パワーシートもオプション設定だが、リクライニングは標準シートでも電動式。欧州車はパワーシートの装着車でないと、ダイヤル式の扱いにくいリクライニング機構を備えるクルマが多いが、ブレラはリクライニングも楽々だ。
全長とホイールベースを切り詰めた2ドアクーペのボディだけに、後席の居住空間には限界がある。大柄な大人は乗れないし、大柄な人が前に座ると後席の足元スペースがなくなる。ほとんどエマージェンシー用と考えたらいいだろう。ラゲッジスペースも同様で、容量はともかく形状からゴルフバッグが入るかどうかというところ。