マイナーチェンジでここまで変わるか、ポロのエクステリア。
エントリーモデルのルポと主力モデルのゴルフの間をつなぐモデルであるポロは、現行モデルが登場したのがルポよりも後だったにもかかわらず、ルポに似たフロントデザインを採用していたことや、同じ1.4Lエンジンを搭載したことなどから、ルポとの差別化に苦しむ面もあった。
このため2005年秋のマイナーチェンジで外観デザインを一新してルポ似からゴルフ似のフロントマスクを採用してきた。搭載エンジンこそ1.4Lのままだが、2ドアだけのルポに対して4ドアもラインナップするという従来からの特徴と合わせ、ポロの存在感が増したのは間違いない。
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小さくてもドイツ車らしいインテリア
インテリア回りの雰囲気も、スチールパネルをむき出しにした部分のあるルポに対し、フルトリム化されたポロは全体的なクォリティが高く、インスト中央部分のデザインなどもVW車らしくきっちり仕上げられている。
シートはリフターを装備するなど最適のドライビングポジションを取りやすいが、ヨーロッパのコンパクトカーに共通するダイヤル式のリクライニング機構は決して操作性に優れたものではない。
「いかにもドイツ車」な安定感
搭載エンジンは直列4気筒1.4LのDOHCで、55kW/126N・mのパワー&トルクは性能的には平凡なもの。パワフルなエンジンではないが実用域のトルクが出ているので、4速ATとの組み合わせでもそこそこ走りの良さを感じさせる。トルクの分だけ加速時のフィールも滑らかなものになる。国産車の最新の電子制御ATやCVTに比べれば不満もあるが、ヨーロッパのコンパクトカーとしては良くできたモデルといえる。
GTIと同時に試乗したためやや柔らかめの印象もあった足回りは、このクラスのコンパクトカーとして見るならやや硬めの乗り心地というべき味付け。足回りの安定感の高さなどはいかにもドイツ車らしい部分である。
200万円までの予算で買える数少ない輸入車のひとつとして、初めて輸入車を買うユーザーにお勧めできる。
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代表グレード |
ポロ 4ドア |
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ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高) |
3915×1665×1480mm |
車両重量[kg] |
1160kg |
総排気量[cc] |
1389cc |
最高出力[ps(kw)/rpm] |
75ps(55kw)/5000rpm |
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm] |
12.8kg-m(126N・m)/3800rpm |
ミッション |
4速AT |
10・15モード燃焼[km/l] |
14.2km/l |
定員[人] |
5人 |
税込価格[万円] |
199.5万円 |
発売日 |
2005/09/03 |
レポート |
松下 宏 |
写真 |
佐藤 靖彦 |










