3ナンバーに「進化」したボディサイズ
シビックといえば元々はコンパクトクラスのハッチバック車だったが、今回のモデルではコンセプトを一新し、従来のシビックの概念を超えたクルマに進化してきた。ボディサイズは全幅が拡大されて3ナンバー車になった。シビックとしては初めての3ナンバーボディだ。しかも国内では(当面)4ドアセダンだけが販売されてハッチバックの設定がない。ハイブリッド車は従来からセダンのみの設定だったが、標準エンジンの搭載車もハッチバックだけになった。その搭載エンジンも1.8Lへと排気量アップされている。
外観デザインは大きく傾斜したAピラーとフロントウインドーが特徴。クーペを思わせるようなスタイリッシュなセダンが作られた。ピラーの傾斜は空力特性を高めると同時に乗降性に悪影響を与える一面もあるが、乗り心地をスポイルさせることなく、スタイリッシュなデザインを成立させた点が注目される。キャビン部分を前進させたデザインにより、居住空間も広々としたものになった。
ハイブリッドと標準車の外観上の違いは、ホイールのデザインとトランクスポイラー、マイクロアンテナ、ハイブリッドのエンブレムなど、わずかなものにとどめられている。ハイブリッド車に対して標準車よりも多くのお金を払うユーザーには、もう少し明確な差別化が欲しいところである。