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F1ドイツGP 地元ミハエルが3連勝!

(2006.08.04)
F1ドイツGP 地元ミハエルが3連勝!

面白くなってきたチャンピオンシップ争い

面白くなってきたチャンピオンシップ争い

 F1GPも12戦目を迎え、いよいよチャンピオン争いが面白くなってきた。と、いうのも序盤戦で圧倒的な速さを見せつけていたルノーが失速し、フェラーリが速さを取り戻したからだ。
 第9戦まではルノーが7勝、フェラーリが2勝と圧倒的に見えたが、第10戦で今期表彰台を逃したことがなかったルノーのフェルナンド・アロンソが5位と低迷。続く第11戦では2位に入賞したが、優勝したのはフェラーリのミハエル・シューマッハと確実にポイント差が縮まってきている。第11戦終了時点での両者のポイント差は17。ここから1戦1戦が大切になってくる。

地元メルセデスが健闘した予選結果

地元メルセデスが健闘した予選結果

 予選の注目は中盤戦から好調な地元のミハエル・シューマッハ。そして速さはありながらチャンピオンシップ争いに加われないマクラーレン・メルセデスのキミ・ライコネン。もちろんルノーのフェルナンド・アロンソにも注目が集まるが、日本人としては今回から新車SA06を投入してきたスーパー・アグリF1の日本人ふたり。エースの佐藤琢磨に加え、今回から山本左近がステアリングを握り注目だ。
 その予選では第2ピリオド進出を逃したが佐藤琢磨がSA06の戦闘力の高さを証明。ぶっつけ本番に近い投入のためまだまだ煮詰める部分がありそうだが、2台のミッドランド・トヨタの間に割って入った。残念ながら山本左近は午前のフリー走行でのクラッシュの影響で旧車SA05での予選と、タイムを残した他のドライバーの中では最下位となる。
 そしてポールポジションはマクラーレン・メルセデスのキミ・ライコネンが獲得。地元メルセデスの期待に応えたが、ライバルとのピット戦略(ガソリン搭載量)に差があると見られる。2位はフェラーリのミハエル・シューマッハ、3位に同僚フェリペ・マッサ、4位ホンダのジェンソン・バトンとなり、ルノーのアロンソは7位に沈んだ。
 ルノーはFIAからの通達によりマスダンパーの使用を禁止されスピードが落ちたと考えられている。マスダンパーというのは車体の姿勢を安定させるもので、ビルの耐震装置と同じようなものらしい。決勝の速さも心配される。

フェラーリ1-2、マクラーレン3位

フェラーリ1-2、マクラーレン3位

 迎えた決勝レースはライコネンが好スタートを決めミハエルとマッサが続く展開となったが、予想通りライコネンが10周目にピットイン。やはり予選は燃料を少なくし軽いマシンでのタイムアタックだったようだ。これでトップに躍り出たミハエルはその後誰にもトップを明け渡すことなくトップでチェッカーを受けた。そして2位にはマッサが入り、フェラーリの完璧な勝利だった。

フェラーリ1-2、マクラーレン3位

 3位ライコネン、4位バトンと続き、ミハエルとチャンピオンシップ争いをしているアロンソは5位に入るのがやっと。ブリヂストンタイヤとフェラーリのコンビネーションが良かったとはいえ、ミシュランタイヤ勢の中でも3番目と今回のマスダンパー禁止の影響は大きかったのだろうか。
 以下、6位ルノーのジャンカルロ・フィジケラ、7位トヨタのヤルノ・トゥルーリ、8位レッドブル・フェラーリのクリスチャン・クリエンの順となった。

ポイント差は11

ポイント差は11

 ミハエルの3連勝に加えアロンソがここ3戦で2回5位に沈むなど、流れは完全にフェラーリ&ミハエルが有利になってきた。フェラーリもフランスからBスペックと見られる新型のエアロパッケージにバージョンアップし、安定した速さを取り戻したようだ。それに対してルノーはバージョンアップしたエンジンを投入するも、今回からマスダンパーが禁止されそれがどの程度影響しているか予想できない。
 しかし、ここ3戦で見る限りは圧倒的にミハエルが有利だ。と、いうのも同僚マッサが3戦中2回2位に入るなどセカンドドライバーとしての働きをしているのに対し、ルノーのフィジケラは3位−6位−6位とあまり良い働きをしていない。
 残り6戦でポイント差が11とミハエルの自力優勝も見えてきた。序盤戦は今年もアロンソで決まりかな?と思っていたが、残りシーズン何が起こるかわからない。面白いシーズンになってきた。
 そして忘れてならないのがスーパー・アグリF1だ。いよいよ新車が投入され、今回は結果が出なかったが、鈴鹿に帰ってくる頃には更に戦闘力も向上しているだろう。佐藤の日本GPは昨年失格になるまで全て入賞している。今年も期待したい。

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