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【ドロの洗礼SS−1】コースがないじゃん!?アジアクロスカントリーラリー ● Part-3 ●

(2006.08.28)

元F1ドライバー片山右京選手は2分前スタート! 

世界初!テンプラ油でラリーに挑戦!の片山右京選手

8月7日(月) 朝8:00 天候:晴れ
ラリーのスタートとしてはちょっと遅めの8時スタートなので余裕の朝ではあるが、いよいよ本日より本SS開始ということもあり何処となくピリピリとしたムードが漂っている。
ラリーのスタートは2分間隔で1台づつがスタートする形式なので、前車に追いつけば2分先行しているということになる。私は8番スタートの片山右京選手に次ぐ9番スタート。まずは片山選手の尻を追いかけるレース展開となる。

さ〜いよいよSS−1のスタートだ!

コースは雨季のタイを容易に想像できるコースで、天候は晴れながらも気を抜くとスタックするようなところが各所に点在している。と、間もなく走り始めて15kmにも満たないところで、なんと先行する片山右京選手を捉えたのだ。元F1ドライバーの後ろを走れる機会など滅多にあるものではないと、ちょっとの間後ろで観察であります。が、何故かキレがない。というのも、今年の片山右京選手はパリダカで使用するランクル100のテストということで相当の重量らしい。確かに”重い”感じである。また世界初のテンプラ油(廃油)で走るテストも兼ねているとのことなので、1,2分観察をしてパスしました。

1番スタートのワナに・・・チームフォードが餌食となる!

餌食にならないようにナビが下見する

片山右京選手をパスした後に4台をパス。その中には1番スタートのチームフォード・トゥーン選手も含まれている。そう、1番スタートは主催者の餌食となるのです(コワッ) スタックしてしまったトゥーン選手はこの時点で優勝戦線から離脱を余儀なくされることとなりました。そんな彼を尻目に進むこと数キロ。今度は2台の車両が止まっているではないですか。
あ〜遂に始まったか〜アジアンラリーよ〜
(写真の水辺の奥で2台が止まっています)

アジアXCラリー名物 スタック脱出待ち渋滞

”運・不運”の分かれ道!
そう、このスタックこそがアジアクロスカントリーラリーの名物でもあります。 現時点で先行は4台(スタック脱出待ち2台含む)ではあるが続々と後続が追いついてくる始末。いくら速く走っても運が悪ければ悪いグループに吸収されてしまうのだ。
なんとか早くこの場をクリアしなければと奮闘すること数分。5番目でクリアすることができて大きく離されることなく先行車両を追うことが出来たのだ。これはラッキーである! というのも先行車両や自車が大きくスタックすると更に先頭との差が開いてしまい追随が難しくなるのだ。

おいおい!道がないじゃ〜ん!倒木で完全閉鎖?!

ナビの的確な指示で走るトヨタハイラックスヴィーゴ

無事、本日のメインイベント(スタック地獄)を終了して颯爽に先行車両を追いかける。すると80kmを走ったころだろうか2台をパスして絶好調で走る我々の前に倒木で道がふさがれているではないですか?!
私  : 「ミスコース?」
ナビ : 「NO!」
私  : 「だって道ないし・・・・」
と、マジックでだまされているような感覚のなか、フッと脇の畑を見ると辛うじてクルマ?が通ったであろうと思われるトウモロコシがなぎ倒されている跡を発見! でもちょっと間違えればスタックしそうな畑土なので慎重に進むと倒木を巻くように倒木の先に出たではないですか?! おいおい!倒木でコースを短縮したんじゃないのかよ〜 主催者との知恵比べである。現時点で6台を抜き3番手を走っている私達はタイヤの跡も疎らで確信がないなか進むしかないためミスコースが多くなるので慎重に進むことにした。2年前などゲートが閉まっていたのでミスコースだと思い2kmもバックをした覚えがある(コマ図にも載っていないゲート)
このラリーに勝つためには、やはり”強運”が必要だということだ?!

なんとか大荒れのSS−1を良い成績でクリアできたようだ。まずは頑丈なトヨタハイラックスヴィーゴに感謝である!

リザルト ●SS−1 ●総合成績

●総合 1位● Sarun & Panlo組(タイ) ISUZU D-MAX
4:24:54
●総合 2位● Morikawa&Fukano組(日本) MITSUBISHI PAJERO
4:26:09
●総合 3位● Niihori&Ittipon組(日本・タイ) TOYOTA VIGO
4:26:21
●総合 4位● Puttiwat & U-krit組(タイ) TOYOTA VIGO
4:27:09
●総合 5位● Mana & Kittisak組(タイ) MITSUBISHI TRITON
4:35:20
●総合 6位● Vivat & Pramote組(タイ) ISUZU D-MAX
4:37:33
●総合 7位● Katayama & Usami組(日本) TOYOTA LAND CRUISER101
4:45:53
●総合 8位● Noto & Akahoshi組(日本) MITSUBISHI PAJERO
4:53:14
●総合 9位● Takasugi & Uchida組(日本) MITSUBISHI PAJERO EVO
5:04:38
●総合10位● Rachan & kornwiwat組(タイ) MITSUBISHI PAJERO
5:06:43

本日のSSで総合23位以降の選手はターゲットタイム内にフィニッシュが出来なかったために4時間以上のペナルティーを受けることとなった。
残念ながら4台のリタイヤがあり、日本から参加のスズキ・エスクード2台も含まれていた。私は期待していただけに残念な結果です。

次回はハイスピードのSS−2(300km)です。
お楽しみに・・・・・

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