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【特集:カローラ40周年の歴史/7代目1991年登場】大きな、愛のような、カローラ誕生

(2006.09.15)

セダンのほんとうに大切なところから見つめ直した新型です。

トヨタ カローラ生誕40周年 歴代モデル全車集合【7代目 カローラ E100系】
トヨタ カローラ生誕40周年 歴代モデル全車集合【7代目カローラ E100系】

 常に新しい進化を遂げるカローラ。先代モデルが広く市場に受け入れられヒット作となった、更なるハイクオリティを求める市場に対して、高い基本性能を更に磨き上げ、車体サイズも大型化していくことで快適な居住空間が確保された。大型化されたボディに安全性能の向上の為にサイドドアビーム装着車が設定され、4輪ABSやSRSエアバッグなどを採用することにより世界に通用する安全品質をもったモデルが完成した。世界市場を見据えたトヨタらしく各国の安全基準を十分に満たす内容であった。

次世代基準の創出

 先代モデルとは全く異なるデザインコンセプトでシリーズすべてが丸みを帯びたスタイルとなる。ワゴンモデルはツーリングワゴンという名称に改められて、幅広いユーザー層からの支持を受けこの後カローラフィールダー登場まで長いモデルサイクルとなった。しかしモデルチェンジ当初は大型化や値段設定など先代モデルの販売と比べると決して好調とは言えるものではなかった。時代もバブル経済が終焉を迎えようとしていた背景もあったのかもしれない。このクラスのセダンにしては珍しく車速感応ドアロックや運転席パワーシート、オートライト、オートエアコンなど豪華な装備が設定されていた。しかし、このモデルからのデザインや機能性能などが現在までのモデルに与えた影響は大きい。また、あまりイメージがないかもしれないがこのモデルのカローラセダンはツーリングカー選手権にも登場している。レビンやFXなどのスポーツモデルではなく身近なところで見かけるセダンがスポーツカーと競争するシーンだけでも面白い光景ではないだろうか。しかもライバルの日産サニーもこの時代、同じようにツーリングカー選手権に参戦しており、良きライバルを競っていた。

7代目カローラ あれこれ

■発売期間:平成3年(1991)年〜平成7(1995)年
■主な型式:AE100、AE101、AE104、CE100、EE101
■広告キャッチコピー:「大きな、愛のような、カローラ誕生」「何かと気がきく品質」「Big And Safety」
■主なCM出演タレント:イッセー尾形、東ちづる
■絶版中古車市場相場目安:5〜30万円 レビン 10〜50万円

written by ダーワ教授

トヨタ カローラ生誕40周年 歴代モデル全車集合【7代目 カローラ E100系】運転席
使いやすさを考えデザインされたインパネは現代の車に通じるものが感じられる。展示車両は珍しくマニュアル車である。カローラのマニュアルというと海外の中古車貿易業者からは絶大な人気がある。しかし人気なのは5MTであって4MTは人気がない。またスプリンターも同様に外装が異なることで人気が薄い。10年落ち以上の古いモデルでも部品として需要がある。
トヨタ カローラ生誕40周年 歴代モデル全車集合【7代目 カローラ E100系】グレードエンブレム
展示車両の「SE-L」はグレード表記が間際らしいとメルセデスベンツからクレームにあり、途中で「SE-リミテッド」と名称を変更したという有名なエピソードがあるグレードだ。輸入車などで本国と名称を変えたりするのもそういう理由があったりするので決して珍しい話ではない。
トヨタ カローラ生誕40周年 歴代モデル全車集合【7代目 カローラツーリングワゴン E100系】ハイルーフモデル
シリーズの中で少々特異な存在のハイルーフ仕様。先代の6代目モデルから登場しており、モデルチェンジ後も7代目モデルに受け継がれた。ワゴンとバンの2種類の設定が用意されビジネスユースからレジャーユースまでの広い範囲のユーザーをターゲットにしていた。またこの時代のカリーナサーフ(T170系)などもハイルーフ仕様の設定があった。
トヨタ カローラ生誕40周年 歴代モデル全車集合【7代目 カローラ E100系】エンジンルーム
このモデルで標準的な5A-FE型エンジン。基本的には従来のモデルに搭載されていたものと同じだがエンジンの腰下はそのままにヘッドを含めて細部を改良したタイプである。より安定した走りをするためにエンジンコンピューターやノックセンサーなどにより不快なノッキングなどを軽減させることで扱いやすいものになった。基本スペックは最高出力105ps/6000rpm/最大トルク13.8kgm/4800rpm
トヨタ カローラ生誕40周年 歴代モデル全車集合【カローラ レビン GT-Z E100系】
同時にモデルチェンジしたレビンでも先代同様にスーパーチャージャー搭載モデルも登場した。更にレビン/FXシリーズに設定された新開発「スーパーストラットサスペンション」はFF化されて、ハイパワーなエンジンを搭載することで発生するトルクステアを軽減させることにより車体とタイヤの性能を十分生かした正確なドライビングが実現できるようになった。他にも200系セリカなどにも採用された。
トヨタ カローラ生誕40周年 歴代モデル全車集合【カローラFX E100系】
このモデルを最後にハッチバックボディのFXが姿を消した。カローラランクスが登場までハッチバックボディのバリエーションがなくなってしまった。スポーツモデルの「GT」にはレビンシリーズと同じスーパーストラットサスペンションの設定もあった。車両重量も搭載エンジンも同じスペックではあったがスタイル的に明暗を分けたようでレビンほどヒットはしなかった。

【マニアック編】9/15更新!10代目新型カローラ登場目前「カローラ生誕40周年 歴代モデル詳細レポート!」&画像集

【特集】  written by ダーワ教授 (2006.09.15)

10代目新型カローラ登場目前 日本のファミリーカー、カローラの生誕40周年を振り返るべく、初代から9代目まで、歴代カローラが勢揃い >> 記事全文を読む


【特集:カローラ40周年の歴史/初代1966年登場】初代カローラ誕生

【特集】  written by ダーワ教授 (2006.08.24)

国民車構想の中でパブリカ700(UP10)とコロナ(RT40)の中間車種としてK型OHVエンジン1100ccを搭載してデビューした >> 記事全文を読む


【特集:カローラ40周年の歴史/2代目1970年登場】ALL NEW カローラ ハイウェイ時代の幕開け

【特集】  written by ダーワ教授 (2006.08.24)

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達人プロフィール: ダーワ教授
職業:生きるクルマデータベース、世界の車種・グレードすべての知識を持つ恐ろしい奴。
中古車情報誌から、自動車販売店・解体屋・ミニカー屋など現場の世界と転々と。基本的に車好きが抜けないようで中古車ブローカー(本人認識無し)と貿易輸出業などを掛け持ち、現在に至る。車の趣味嗜好も偏っており、車と共に本人的にも社会的不適合車(者)です。趣味と...

「トヨタ カローラ」について

「トヨタ カローラ フィールダー」について

「トヨタ カローラ ランクス」について

「トヨタ カローラ レビン」について

「トヨタ カローラ ワゴン」について

「トヨタ スプリンター」について

「トヨタ スプリンター トレノ」について

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三菱 ランサー (34件の記事)
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