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ミハエルの圧勝と引退表明:F1イタリアGP

(2006.09.16)
ミハエルの圧勝と引退表明:F1イタリアGP

皇帝ミハエルの決断は?

 このイタリアGPを含め残り4戦となった2006年F1GP。昨年は史上最年少のチャンピオン、フェルナンド・アロンソが誕生した。今年はそのアロンソとこれまで7度チャピオンに輝くミハエル・シューマッハの一騎打ちの様相だ。
 シーズン前半は今年もアロンソの圧勝かと思われたが、ヨーロッパラウンドで息を吹き返したミハエルの猛追により、ポイント差は12ポイントまで縮まってきている。更に前戦トルコGPではフェラーリの同僚フェリペ・マッサが初優勝を遂げるなど、フェラーリは絶好調といえる。残り4戦でミハエルの逆転が濃厚になったといえる。

アロンソにまさかのペナルティ!

ミハエルの圧勝と引退表明:F1イタリアGP

 予選で速さを見せたのはマクラーレン・メルセデスのキミ・ライコネン。そしてミハエルがそれに次ぐタイムをたたき出した。3番手はBMWザウバーのニック・ハイドフェルドで、4番手にマッサがつける。
 チャンピオン争いを繰り広げるルノーのアロンソは、予選中の走行妨害のペナルティを受け、上位3つのタイムを削られてしまった。結果は予選10番手と中盤からの追い上げとなる。

ミハエルの圧勝と引退表明:F1イタリアGP

 このペナルティは予選アタック中にマッサの走行を妨害したことによるものだが、それほど極端な妨害行為とは言えず、FIA関係者たちからも疑問の声が上がる状況だ。(全てがフェラーリ有利に働いているともいえる)

ミハエル優勝、アロンソはリタイア!

ミハエルの圧勝と引退表明:F1イタリアGP

 F1第15戦イタリアGPの決勝レースは、ポールポジションのライコネンが飛び出し、ミハエルがそれに続いた。15周目までレースは展開し、ライコネンがややリードを保ちピットイン。ミハエルはその2周後にピットイン。この2周でミハエルがスパートをかけ、ピットアウト後にはライコネンの前に出る。その後上位がピットインし、ミハエルがトップを快走。そのままゴールを迎えた。

ミハエルの圧勝と引退表明:F1イタリアGP

 2位はライコネン、3位BMWザウバーのロバート・クビカ、4位ルノーのジャンカルロ・フィジケラ、5位ホンダのジェンソン・バトン、6位ホンダのルーベンス・バリチェロ、7位トヨタのヤルノ・トゥルーリ、8位BMWザウバーのニック・ハイドフェルドの順となった。

ミハエルの圧勝と引退表明:F1イタリアGP

 予選でペナルティを受け中盤から追い上げたアロンソは、42周目に3位まで上がったが、43周目にエンジンブローでリタイアとなった。不可解なペナルティが後味の悪いものとなった。

優勝して引退表明

ミハエルの圧勝と引退表明:F1イタリアGP

 決勝レース後はいつもトップ3ドライバーの記者会見でレースが締めくくられるが、この日真ん中に座ったミハエル・シューマッハはこのレースで「今季限りでの引退」を表明した。
 これまで7度のワールドチャンピオンをはじめ、最多勝・最多ポールポジションなどタイトルを総なめし、報酬もF1界ナンバー1の引退表明は予測されてはいたものの世界中に衝撃を走らせた。
 もちろん、今年のタイトルを獲得しチャンピオンとなっての引退と、カッコ良過ぎるぐらいの引退を描いている。そして現状アロンソに2ポイントリードされているとはいえ、現状ではフェラーリのマシンが有利といえる。
 残りは10月1日の中国GPと10月8日の日本GPと連戦で、10月22日に最終戦ブラジルGPが行われる。鈴鹿で行われる日本GPは今年で最後になるので、チャンピオン決定の可能性のある日本GPは是非とも生で観戦したい。(ちなみにフジテレビはハイビジョンで生放送するので、こちらも見ごたえがあるだろう)

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