達人国沢ガリバる
小さくて軽く、誰でも買える価格帯、そして燃費がよいということを信念としてクルマを評論。大本命といわれている車種さえ外してでも自らの信念を貫き通す熱いハートをもつ。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員としても、その信念は変わらない。
学校の先生から自動車雑誌編集者経て、モータージャーナリストになったという異色の経歴を持つ。元教師ということもあり、分かりやすい評論に定評がある。さらに、クルマの細部まで見逃さない観察力はハンパではなく、徹底的に調べ上げてしまうほど。最新のクルマから、ヒストリックカーまで幅広い知識をもつ。
歯に衣を着せぬ原稿で、なにかと話題の自動車評論家。歯切れの良い文章も分かりやすく、多くのファンをもつ。カートップやベストカーなど多数の自動車雑誌に寄稿するだけでなく、WRCなどのTV解説まで幅広い活動を行なっている。
ストロングハイブリッドとも呼ばれるプリウスのシステムは極めて高度といえる。とくにEVモードでかなりの距離を走れるようにした点は使い勝手を高める要素である。
簡易型ともいえるのがホンダのシステム。その分だけ重量やコストの面で有利になるが、EVモードが例外的なものとなるなど、モーターはあくまでもエンジンの補助としてある。
エンジンと3相交流電気モーターを動力源としたTHSを発展させたTHSIIを採用する。昇電回路を追加して500Vの電圧を供給するなど、モーターの役割を重視している。
ホンダ自慢のIMAは、主動力のエンジンとミッションの間に補助動力として薄型DCブラシレスモーターを挟み込んだハイブリッドシステム。クルージング燃費がいい。
低速走行に代表される「エンジンの効率が悪い走行状況」でモーター中心。一定速度以上になるとエンジン走行モードへと徐々に切り替えながら走る。カンペキなシステムです。
モーターのパワーが少ないため、モーターパワーだけ使っての発進などはできない。したがって渋滞を走ると、プリウスに燃費で届かず。簡易型のハイブリッドシステムである。
エンジンを基本に必要に応じて電気モーターを使って走る点は同じだが、ほとんどのシーンでモーターが走りを支援することで効率的なエンジンをうまく生かしている。
エンジンに十分な動力性能を持たせ、加速時などの必要時にだけモーターが補助する仕組み。全開時の加速フィールなどはプリウスに比べるとやや劣るのが実情だ。
動力性能は満足できるものだ。アクセルを踏み込むと、EVモードの助けもあり、瞬時に厚みのあるトルクが得られ、力強い加速を見せる。ハンドリングも思いのほか軽快だ。
エンジンを主動力としているから違和感がない。高速道路でも力強い走りを見せつける。瞬発力は鋭く、ハンドリングも素直だ。プリウスより一般のクルマという感覚が強い。
停止状態からフルにアクセルを踏み込むと、2.4リッター車に匹敵するほどのダッシュ力を見せる。追い越し加速も素晴らしい。その気になれば180km/h巡航だって可能。
モーターパワーが少ないため、プリウスほどのチカラ強さはない。ただ普通の1.5リッターエンジンを搭載するライバル車と比べても、まったく遜色のない動力性能である。
燃費性能でガソリン車最高の水準を維持するのがプリウス。ハイブリッド車の存在意義を明確するものだ。ただ、購入時のコストアップ分を燃費で取り戻すのはほぼ無理だ。
プリウスに比べて燃費性能ではやや劣るものの、購入時のコストも含めたトータルではむしろ有利になるともいえる。プリウスと同様、燃費で購入時の差額をカバーするのは無理。
高速道路より街中の走りのほうが得意だ。上り坂でEVモードの助けを借り、燃費悪化を防ぐ、という秘策もある。街中主体の走りなら燃費は難なく20km/Lの大台を超えるはずだ。
低速クルージング時にエンジンを休止させるモーター走行モードを追加したが、街中の燃費は今一歩にとどまる。ただし、高速道路の巡航ではプリウスをしのぐ燃費を叩き出す。
新車価格は同じくらいの室内スペースを持つ2リッタークラスと同等。燃費についちゃまったく文句なし! 渋滞で20km/L。流れのよい道なら25km/L走ります。
普通のシビックと全く同じボディを使うためプリウスより車格的に低いモデルのような感じ。割高な印象を受けるかも。実用燃費はプリウスの10〜20%落ちというイメージ。
ハイブリッド車専用のパッケージングを採用することで、合理的な5ドアハッチバックボディを作っている。室内の広さやラゲッジスペースなど、文句のない水準にある。
セダンとボディを共用する分だけシステムの配置で不利になる要素をもつが、それがユーザーにとってのデメリットにつながってはいない。基本的な使い勝手に不満はない。
ハイブリッド専用車で、ボディも専用設計としている。5ドアのハッチバックで、キャビンは後席でも広い。大型バッテリーを搭載しているが、荷室も満足できる広さを確保する。
小型車枠からはみ出し、キャビンは前席、後席ともに満足できる広さだ。後席でもリラックスした気分でドライブを楽しめる。トランクもロングドライブに耐えられる広さだ。
空気抵抗低減を追求したため、リアシートの天井高がやや物足りない。それ以外は良好。5ドアハッチバックなので、リアシートをたためば広いラゲッジスペースになる。
残念ながら普通のシビックと同じ。ハイブリッド専用ボディにすれば、もっと高い評価を得られたと思う。室内スペースもプリウスと比較されてしまうときびしい。
装備や仕様の違いがあるので単純ではないが、プリウスの価格設定はシビックに比べるとやや高めの印象。装備面での満足度が高いGを選ぶと260万円台というのは買い得感が薄い。
絶対的な価格がプリウスに比べて安いのは仕様の違いを考えると当然のこと。ベースのガソリン車との価格差が小さめなのも、表面的には買い得感につながる要素ではある。
専用ボディを採用し、ひと目でプリウスとわかる。モーターだけで走れるEVモードやパーキングアシストなど、ユニークな装備も満載だ。街乗り中心でも燃費は驚異的にいい。
外観からハイブリッドとわかるところは少ない。装備に関してもハイブリッドならではの演出が足りない。MXBは装備もチープで、価格を考えると買い得感は今一歩にとどまる。
経済性の部分で書いた通り、コストパフォーマンスは皆さんが考えているよりずっと高い。おそらくプリウスのユーザーは次のクルマもプリウスにすると思う。大満足を保証。
車両価格割高。燃費もプリウスに届いていない。となればお買い得感も薄い。プリウスではなく、シビックのハイブリッドを選ぶ理由が見つかりません。ライバルが強すぎ?
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