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特集

【日産 新型スカイラインの選び方】超メジャーブランド「スカイライン」が提案する新たな価値観を検証する

(2006.11.25)

話題騒然!「ときめきの」新型スカイライン、デビュー

 以前ほどの爆発的な売れ行きは望めないとはいえ、やはり「スカイライン」というブランドは今なお注目度が高く、ユーザーの期待度も高いようだ。イチロー選手と渡辺 謙サンのTV-CMもその人気ぶりに拍車をかけているとか。そこで今回も『CORISM』編集部特選の新型スカイラインのグレード選びをお届けする。新型スカイラインイチオシのオススメグレードは、果たしてどれか。
新型スカイラインの選び方「350GT Type SP」

グレード選び 2.5リッター編

 新型スカイラインのグレードは、2.5リッター版と高性能な3.5リッター版から構成される。全てのグレードでDSモード付きフルレンジ電子制御5速ATと組み合わされる。先代モデルに一部設定されていた無段変速「トロイダルCVT」や6速MTなどの用意は今のところない。ただし北米仕様では6速MTの設定があるから、ユーザーの要望次第では追加させる可能性もゼロとはいえないだろう。というワケで、さっそく2.5リッターから解説していこう。

 「250GT」はベーシックグレードとはいえ、バイキセノンヘッドランプ、本革巻ステアリング、7インチワイド液晶モニタ、インテリジェントキー、運転席・助手席パワーシート、17インチアルミホイールなど豪華装備が一通り付く。そのうえ、オプションでHDDナビや電動サンルーフ、18インチアルミ(4WD車は除く)、インテリジェントクルーズコントロールといった、ほとんどのメーカーオプションを設定可能なのが良心的だ。
 しかし唯一にして非常に不可解なのが、近年注目が高まる安全装備「VDC」(横滑り防止装置)のみオプション設定が出来ないという点。なにせ新型スカイラインにも他の全てのグレードには標準装備されている装備なのだから。ここは『差別化のための装備差』と感じられる唯一の箇所だ。
 VDCは今後各メーカーとも標準採用するケースが増えてゆくはずでなんとも惜しい。せめてオプション設定であれば、断然オススメグレードとなるのだが。
 価格は「250GT」が279.3万円、4WD版の「250GT FOUR」が306.6万円。

『CORISM』イチオシ!グレードは「250GT Type V」

 さて、そのVDCを標準装備したのが「250GT Type V」。「250GT」に対して、後席のエアコン吹出し口、スカイラインホログラフィックサウンドシステム(インダッシュ6CDチェンジャー、6スピーカー付き)、VDCなどが追加される。
 価格は「250GT TypeV」が300.3万円、「250GT FOUR TypeV」が327.6万円。「250GT」に比べ21万円の価格差は、装備差から考えるとやや割高な印象だ。しかし、ずばり新型スカイラインのオススメグレードとしてコレを推す。やはりVDCはこれからの時代に必須となる安全装備だからだ。

新型スカイラインの選び方
ラグジュアリーな「25GT TypeP」
新型スカイラインの選び方
欲しい装備が揃うお買い得な「250GT TypeV」
新型スカイラインの選び方
ベーシックな「250GT」

 続いて、2.5リッター最上級グレードのご紹介だ。ミラー連動メモリー付き本革シート(前席シートヒーター付き)、電動チルトメーター&ステアリング、リアシートリクライニングなどのラグジュアリーな装備を持つ「250GT TYPE P」。パワーシートの稼動部分も、他グレードとは異なる。さらにオプションでフォーブ内装と呼ばれる茶系のカラーも本木目とセットでプラス10.5万円高で選ぶことも可能だ。
 価格は「250GT TypeP」が331.8万円、「250GT FOUR TypeP」が359.1万円と「250GT TypeV」から31.5万円高。まさに『本革シートが欲しい』というユーザー向けのグレードだが、少し割高な印象もある。
 なお、3.5リッター版には用意されるスポーティ版グレード「TypeS」は2.5リッターには設定されていない。

新型スカイラインの選び方
17インチのアルミホイールは250GT系全車に標準装備。
新型スカイラインの選び方
250GT系、350GT系ともDSモード付きフルレンジ電子制御5速ATが組み合わされる。
新型スカイラインの選び方
先代V35型後期から復活した丸形テールレンズは新型スカイラインにも健在だ。

グレード選び 3.5リッター編

 いっぽうの3.5リッターを順に紹介しよう。315psを6800rpmで発生させる高出力版「VQ35HRエンジン」は2.5リッター版とともに今回新設計された新しいものだ。レブリミットは7500rpmと、大排気量車としては高回転まで回る設定がされている。なお3.5リッター版は後輪駆動車のみで、4WD仕様は設定がない。
 
 2.5リッター版にも設定のあるラグジュアリーな「350GT TYPE P」は、装備もほぼ2.5リッター版と変わらず、本革シートなどの豪華な装備がつく。価格は359.1万円。「250GT TypeP」の27.3万円高はエンジンの差と考えてよいだろう。

 「350GT TYPE S」は、「250GT TypeV」の装備に、スポーツフロントバンパー、サイドシルスポイラー、スポーツサス&ブレーキ、18インチアルミホイール、ビスカスLSD、マグネシウム製パドルシフト、アルミペダルなどスポーティムードを盛り上げる装備が満載だ。価格は「250GT TypeV」に比べ48.3万円高の348.6万円。
 上記「350GT TYPE P」の価格差、約27万円がそのままエンジンの差額、と考えると装備の分でおよそ10万円ほどプラス、という計算になるからまずまずの設定か。

新型スカイラインの選び方
スポーティな「350GT TypeS」
新型スカイラインの選び方
豪華装備満載の「350GT TypeP」
新型スカイラインの選び方
スポーティかつ豪華、全部のせグレード「350GT TypeSP」

最上級グレード「350GT TYPE SP」は買い得か

 そして両車の特長を兼ね備えたのが「350GT TYPE SP」だ。スポーティな装備は「350GT TypeS」同様。コレに「350GT TypeP」の豪華装備が加わる。価格は380.1万円。「350GT TypeS」の31.5万円高、「350GT TypeP」の21万円高というのは、装備差を考えればこちらも妥当だが、プレミアムセダンの最上級グレードを名乗るのにイマドキナビがオプション、というのはやや興ざめな感もある。

 ちなみに新型スカイライン専用のカーウィングスナビゲーションシステムは新開発のHDD式。従来型に比べ飛躍的にキレイな高詳細WVGAタッチパネル式液晶モニターを採用する。ほかにもミュージックボックス機能やDVDビデオ再生機能がつくほか、バックモニタ、サイドブラインドモニタもセットされるなど、至れり尽せりの内容となっていて価格は29.82万円高。全車にオプション設定される。コレを標準装備して400万円未満、という設定でも良かったのでないだろうか。

 なお新型スカイライン自慢の4輪アクティブステア(4WAS)は「350GT TYPE S」と「350GT TYPE SP」にのみ13.65万円高のオプション設定となる。こちらはぜひディーラーなどで試乗して比べて欲しいところだ。

新型スカイラインの選び方
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( まとめ:CORISM編集部 )

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