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「BMWトラック・トレーニング・ノルドシュライフェ」WEB講習会 Part12(最終回)

(2007.01.20)
「BMWトラック・トレーニング・ノルドシュライフェ」WEB講習会 Part12

P24 図1 アントニウスブッヘ

 アントニウスブッヘという左コーナー。バックストレッチの最後、上に陸橋が見えるところで超高速左コーナーが待つ。左から2番目の舗装を走ってきて、そのままのハンドルを維持すると自然に徐々にラインは右に寄っていく。陸橋をウインドシールドの上方に見ながら軽くブレーキング。陸橋をくぐるときにはもう左にコーナリングを始めているというタイミングだ。
 すごく速いクルマの場合には、陸橋の手前のパブリック走行の入り口を過ぎた辺りで右に寄っていてもいい。ターンインのタイミングは同じだ。

P24 図2 ティアガルテン 雨の日にはハイドロプレーンが起きやすい

 左高速コーナーを抜けたら右に寄る。ティアガルテン(動物園)の手前は少し窪地になっているので雨の日は水深が深くハイドロプレーンが簡単に起こる。一番深いところで軽くブレーキングして左に寄っていく。6速のまま無理をしないハンドル角で右にコーナリングする。

「BMWトラック・トレーニング・ノルドシュライフェ」WEB講習会 Part12
「BMWトラック・トレーニング・ノルドシュライフェ」WEB講習会 Part12
「BMWトラック・トレーニング・ノルドシュライフェ」WEB講習会 Part12

P24 図3 ホーヘンライン

 ホーヘンラインはかなりタイトでノルドシュライフェのスピード感覚でいうと教習所のクランクのつもりで走るといい。ティアガルテンを抜けてからは左寄りに走り直線的にブレーキングしながら6速から5速、4速、3速まで落として右コーナーに進入する。しっかりと右のクリップをして、すぐつぎの左コーナーに向かう。

P25 図4 クリップを取るように走行ラインをリカバリーする

「BMWトラック・トレーニング・ノルドシュライフェ」WEB講習会 Part12

 ここの左コーナーもクランクなのでしっかりとクリップを取ること。ホーヘンラインでオーバースピードによりクリップにつけなかった場合でも、ここではちゃんとクリップを取るように走行ラインをリカバリーすること。そのまま早く抜けようとするとクルマの姿勢が乱れて通過スピードが遅くなる原因になる。

P25 図5 ブラインドコーナーになっているので注意

「BMWトラック・トレーニング・ノルドシュライフェ」WEB講習会 Part12

 そのまま直進するとグランプリコースに向かうが、ノルドシュライフェではまた右に曲がる。ここは昔のピットがあるのでその塀が邪魔をしてブラインドコーナーになっている。軽くブレーキングをして向きを変えやすくし、右にターンしていく。立ち上がりの左側の縁石(コボルストーン)には乗らないようにラインを選ぶ。

ノルドシュライフェは、頭を切り替えないと攻略できない

 このWEB講習全12回でニュルブルクリンク・ノルドシュライフェを一周したことになる。日本のサーキットと違ってハードブレーキ、クイックステア、ハードアクセルという走り方ではノルドシュライフェは攻略できない。頭の切り替えが必要だ。
 まずはコースセッティング(設計)ができなくては走れない。道を覚えるまでは慎重に走ること。ステップバイステップだ。
 つぎにクルマを操るコーストラッキングだが、これも超ハイスピードの世界だから、アクセル、ブレーキ、ハンドルの操作は慎重にやらなくてはならない。これもステップバイステップだ。

「BMWトラック・トレーニング・ノルドシュライフェ」WEB講習会 Part12
「BMWトラック・トレーニング・ノルドシュライフェ」WEB講習会 Part12
「BMWトラック・トレーニング・ノルドシュライフェ」WEB講習会 Part12

このWEB講習を通してぜひ運転の上達につなげて欲しい!

 このニュルブルクリンク・ノルドシュライフェのWEB講習によって、少しでも上達のお手伝いができればと思う。
 しかしあくまでも文章と図での説明だから、書き手と読み手の勘違いがあるかもしれない。またコースの修正によってポイントが変わっている場合もある。あくまで自己責任で慎重に走ってもらうことをお願いしたい。
 ニュルブルクリンクのノルドシュライフェは別名「グレーネ・ヘレ」と呼ばれている。「緑の地獄」という意味だ。あなたの走りで地獄に落ちないようにあくまでも気をつけて。
 幸運を祈る!(といっても自分の命とクルマを運任せにしないで)

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