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日産 スカイライン 〜話題のクルマを賢く買う方法〜

(2007.01.10)
話題の新型車を賢く買う方法、教えます。
日産 スカイライン

スカイラインは、日産が誇る伝統のスポーツモデル。
06年11月にフルモデルチェンジを受け、ついに12代目へと発展した。
今回はセダンのみが一新され、クーペは07年9月に切り換わる予定だ。
今回のフルモデルチェンジで最も注目される点は、エンジンとプラットフォームの一新。
メカニズムの刷新により、走行性能が飛躍的に向上した。
最近はスポーツモデルが冬の時代に入っているが、
新しいスカイラインは現状を打破するキッカケになるかも知れない…。

◆本文:渡辺陽一郎
◆データ協力:ガリバー自動車流通研究所
◆総合ディレクション:佐藤 誠(from ガリバー自動車流通研究所)

知の巻:スカイラインが人気の理由

中身を一新した「VQエンジン」は高回転域での吹き上がりがスムーズに!!
足回りの格段の改良を実現し、OPの「4輪アクティブステア」があれば万全
日産 スカイライン
リセールバリュー:48%〜62%

 新しい《スカイライン》では「2500ccモデル」の走りが好感を抱かせる。3500ccと同じエンジンブロックを使うから、トルクが小さい分だけ回転感覚が洗練される。また、幅広いグレードに装着される17インチタイヤも、トルクのボリュームを考えると2500ccがベストだ。乗り心地が優れているのも、2500ccと17インチタイヤの組み合わせになる。
 しかし“スポーツセダン”という《スカイライン》の性格を考えると、最も魅力的なグレードは3500ccエンジンに18インチタイヤとスポーツチューンドサスペンション&ブレーキを組み合わせる「タイプS」と「タイプSP」だろう。乗り心地は硬めだが、切れの良いハンドリングでスカイラインらしい俊敏な走りを楽しめる。
 また、13万円少々の低価格でオプション装着できる「4輪アクティブステア」も魅力の装備。サスペンションはさらに硬くなるが、前輪のグリップ力が大幅に増強されてクルマをねじ伏せるようなコーナリングが行える。
 350GTの「タイプSP」であれば、リセールバリューも有利だ。3年後の(新車価格からの)予想残価率は新車価格の40〜45%という予測。人気が低迷しているジャンルとあって新型のミニバンほどの好条件ではないが、セダンでは十分に納得できる水準になる。

 新しいスカイラインが搭載するエンジンは、V型6気筒の2500ccと3500cc。排気量とVQ型という名称は先代型と同じだが、中身はほとんど一新された。最高出力は2500ccが225馬力、3500ccは315馬力に達する。
 このエンジンで最も注目される点は、高回転域の吹き上がりが実にスムーズなこと。先代型は実用回転域のトルクは十分に確保するものの、高回転域は粗っぽい回転感覚で操る楽しさを妨げていた。その特性が現行型では大幅に改善されている。3500ccエンジンは4500回転付近から速度の上昇に拍車がかかり、最高出力を発揮する6800回転を超えた7000回転付近まで一気に気持ち良く吹き上がる。ダイナミックで、しかも質の高いエンジンフィーリングだ。
 また、プラットフォームとサスペンションを一新させたことで、走行安定性も大幅に向上。重視したのは後輪の接地感だ。危険回避の操作も安心して行える優れた走行安定性を確保した上で、自然に曲がる素直な操舵感覚に仕上げた。
 特に注目されるのが、350GTの「タイプS」と「タイプSP」にオプション設定される4輪アクティブステア。ステアリングのギヤ比を可変式にして切れの良い操舵感覚を実現すると同時に、コーナーでは後輪を前輪と同じ方向に向けることで、走行安定性の向上も図っている。いたずらにステアリングのギヤ比をクイックにすると走行安定性を妨げるが、後輪操舵の採用でバランスの良い性能を確保しているワケだ。

日産 スカイライン

SPECIFICATIONS

[代表グレード: 350GT Type S]
■ 全長×全幅×全高: 4755×1770×1450(mm)
■ エンジン型式:VQ35HR
■ 排気量:3498(cc)
■ 最大出力:315(ps)
■ 最大トルク:36.5(kg-m)
■ 燃費:9.2(km/l)
■ 定員:5(人)

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比の巻:ライバル研究

ラグジュアリー指向の《クラウンアスリート》は内装の質や後席の居住性が格別
オールマイティーな性格を持ち、大人4人が長距離ドライブを楽しめる《フーガ》

VS トヨタ クラウンアスリート

トヨタ クラウンアスリート
リセールバリュー:48〜53%

 《スカイライン》のライバル車としては、《クラウンアスリート》が挙げられる。エンジンはV型6気筒の2500ccと3500cc。3500ccはレクサスの《GS》や《IS》と同様のツインインジェクターを使ったタイプで、最高出力は《スカイライン》と同じ315馬力だ。
 ラグジュアリー指向のクラウンとあって内装の質も高く、居住性も優れている。ハンドリングは《スカイライン》が上まわるが、リヤシートの居住性は《クラウンアスリート》の方が快適だ。
 3年後のリセールバリューは、新車価格の48〜53%という予測。根強い人気に支えられるクラウンとあって、ニューモデルの《スカイライン》を上まわる査定額を引き出せそう。Lサイズセダンの主役モデルとあって、売却時の条件も良い。

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VS 日産 フーガ

日産 フーガ
リセールバリュー:43〜48%

 《フーガ》は先代の《スカイライン》とプラットフォームやエンジンを共用するLサイズセダン。2500ccエンジンのメカニズムに違いがあったが、基本は同じ。その意味では、先進性という点でニューモデルの《スカイライン》には一歩譲る。
 しかし、居住性を含めたトータルバランスでとらえると、《スカイライン》とは違った魅力も見えてくる。VIPカーとしてのニーズも多いから、リヤシートは快適だ。内装の質もLサイズセダンとしてのレベルを保ち、大人4名で快適な長距離ドライブを楽しめる。
 そのようなオールマイティーな性格が受けて、登場後2年以上を経過しながら、数年後の下取査定には期待が持てそう。新車価格の43〜48%という予測だ。

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選の巻:オススメ乗り換えプラン

近年のスカイラインでは新型が集大成。来年の「GT-R復活」も追い風に!?
オススメグレード
350GT Type S(\3,486,000)
★★★★
オススメオプション
電動ガラスサンルーフ(¥94,500)
カーウイングスHDDナビゲーションシステム+バックビューモニター+サイドブラインドモニタ(¥298,200)
★★★★
オススメボディカラー
ホワイトパール スーパーブラック ★★★★
合計 オススメオプションを装着した場合の
リセールバリュー
\3,878,700 41%〜46%
ガリバー自動車流通研究所所長

ガリバー自動車流通研究所
鈴木詳一 所長

 日産を代表するスポーティーセダンの《スカイライン》は、中古車市場でも人気の高いモデルです。初代《スカイライン》が登場したのは1957年のことだから、2007年で丁度50年の節目を迎えることになりますね。
 これだけ長くファンに支えられたのは、《スカイライン》のコンセプトがニーズにあったものであることを証明しているのではないでしょうか? 2000ccクラス中心の過去モデルと比較して、R33以降は排気量も拡大路線。このV36が集大成とも言えるモデルになるでしょう。
 2007年は「GT-R」もデビューして日産への注目も高まることから、《スカイライン》にとっても追い風となるでしょう。

極の巻:中古車購入には…

キープコンセプトのため、先代と新型の外見上の差はあまりない。
だったら、新型の半額程度で購入できる先代スカイラインを選ぶのもアリ!?
■ V35スカイラインがお買い得

日産 スカイライン 300GT 2002年式

日産 スカイライン 300GT 2002年式
中古車相場:
105万円 〜 283万5000円
(2007/1現在)

 新型スカイラインセダンは、基本的には“先代モデルの正常進化版”と言えます。スタイル・エンジン・装備など新型は全てにおいて先代モデルより良くなっていますが、その差は極わずかと思われます。
 特にスタイル面ではR34→V35への変化が大きく(初代→S50→C10→C110→C210→R30→R31→R32→R33→R34も大きく変化しましたが)、今回のV35→V36での変化はスタイル面ではあまり変化していないようにも見えるほどです。
 また、V35スカイラインも環境に配慮した新世代のV型エンジンを搭載し、装備面でも必要十分な装備が備わるなど現代のクルマとして十分なものです。キープコンセプトなら半額程度で購入できる先代スカイラインを選ぶのも賢いクルマ選びとして十分アリですね。

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日産 スカイライン
( 350GT Type S )
¥3,486,000
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「日産 スカイライン セダン」について

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