メルセデスの最高級スペシャリティに大変化が!
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SLクラスはメルセデス・ベンツの高級スポーツカー。古くは1950年代にガルウイングドアで注目された300SLがあり、メルセデス・ベンツのスポーツカー作りを象徴するモデルでもある。
現行モデルは2001年10月にデビューした。バリオルーフと呼ぶ電動開閉式のルーフによってクーペの快適性とオープンカーの開放感を1台のクルマで両立させたほか、センソトロニックブレーキシステムと呼ぶ電子制御ブレーキを採用するなど、意欲的なクルマ作りが注目されるクルマだった。
今回のマイナーチェンジで搭載エンジンを変更するなど、ラインナップを一新した。標準系がSL350、SL550、SL600となり、ほかにAMGモデルがSL55AMGとSL65AMGという構成に変わった。
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インテリア
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新世代V8エンジンを味方にした圧倒的パフォーマンス
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今回試乗したのはV型8気筒5.5Lの自然吸気DOHCエンジンを搭載したモデル。メルセデス・ベンツは現在、V型6気筒では3.5Lを主力エンジンとしているが、V型8気筒ではこの5.5Lエンジンを主力とするようになり、幅広い車種に搭載している。
このエンジンはメルセデス・ベンツの新世代エンジンらしくいろいろな意味でデキの良さが感じられる。吹き上がりの良さとパワーフィールはもちろんのこと、8気筒エンジンらしい静粛性の高さや環境性能など、バランスのとれた仕上がりだ。3.5Lも同様だが、従来世代の3バルブSOHCに比べると4バルブDOHCの吹き上がりは滑らかで力強いものとなる。
現行モデルのSL550はSL(スーパーライト)と呼ぶには重量が重くなり、実に1800kgを超えるようになっているものの、SL550はこのV型8気筒エンジンを搭載するモデルの中では最も軽い。S550、LC550、E550、GL550などはいずれもSL550より重い。SL550は動力性能に対して軽めのボディとなるため、そのパフォーマンスは素晴らしいものだ。
アクセルを踏み込んで加速していくと、タコメーターの針は6000回転を超えるところまで一気に吹き上がってゆき、時速70kmあたりで2速にシフトアップしていく。この間の加速が速くて力強いのだ。箱根のワインディングを走るようなシーンでは、ステアリングの裏側に設けられたパドルによってシフト操作が可能。7Gトロニックはレスポンスに優れた素早い変速を実現する。
前輪が40、後輪が35という超偏平タイヤを履くこともあって、コーナーなどでは極めて高い操縦安定性をか発揮する。その割には乗り心地があまりスポイルされていないのも好感できるポイント。第二世代に変わったアクティブ・ボディ・コントロールが、乗り心地にもより配慮した設定になったからだ。
●まとめ
SL550の価格は1500万円ちょうど。SL350なら1130万円で、SL600は1860万円だから、ちょうど中間にあるのがSL550となる。多くのユーザーにとっては、中古車になっても簡単には手の届かない夢のクルマである。
代表グレード |
SL550 |
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ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高) |
4540×1830×1295mm |
車両重量[kg] |
1870kg |
総排気量[cc] |
5461cc |
最高出力[ps(kw)/rpm] |
387ps(285kw)/6000rpm |
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm] |
54.0kg・m(530N・m)/4800rpm |
ミッション |
7AT |
10・15モード燃焼[km/l] |
7.1km/l |
定員[人] |
2人 |
税込価格[万円] |
1500.0万円 |
発売日 |
2006/11/15 |
レポート |
松下 宏 |
写真 |
CORISM編集部 |









