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マツダ CX-7 〜話題のクルマを賢く買う方法〜

(2007.03.02)
話題の新型車を賢く買う方法、教えます。
マツダ CX-7

<CX-7>は北米市場を対象に開発されたマツダの新型SUV。
日本では発売されない<CX-9>に比べて一回り小さなサイズだが、
全長は4680mm/全幅は1870mmに達する。
国内市場においては、大柄なLサイズのSUVに該当する。
搭載されるエンジンは直列4気筒の2300ccターボで、ノーマルエンジンは用意されない。
グレードは標準仕様とクルージングパッケージの2タイプ。
後者には、車間距離を自動制御する「レーダークルーズコントロール」と、
この機能をベースにした「プリクラッシュ・セーフティ・システム」が装着される。
追突不可避と判断された時は、自動的にブレーキの作動も行ってくれるのだ。

◆本文:渡辺陽一郎
◆データ協力:ガリバー自動車流通研究所
◆総合ディレクション:佐藤 誠(from ガリバー自動車流通研究所)

知の巻:CX-7が人気の理由

SUVにスポーツカー的なデザインと走りを持ち込んだマツダらしさ
CX-7には「イメージリーダー」としての役割が期待されている…。
マツダ CX-7
リセールバリュー:48%〜57%

 CX-7が属するSUVと言うジャンルは、先に触れたとおり市場が縮小傾向にある。数年後のリセールバリュー、即ち「下取査定額」は中古車市場の人気に左右されるから、市場が縮小すればリセールバリューも下がってしまう。
 しかし、CX-7にいたっては3年後の査定額が「48〜57%」という予測。日本車の平均が35〜45%程度になることを考えれば、高額査定と言えるだろう。
 その背景にあるのはCX-7のキャラクター。ボディースタイルはRX-8をSUV化したような先鋭的なイメージで、インパネまわりのデザインもスポーティー。運転感覚は俊敏な印象だ。ジャンル分けをすればSUVに含まれるが、それ以前にマツダのイメージリーダーに相応しい趣味性の強いクルマに仕上がっている。
 このCX-7の個性が中古車市場における人気を高め、優れたリセールバリューに結び付くと予測される。最も安価な2WDの標準仕様でも306万円。価格が高いことも、中古車市場での人気を高める要因だ。

 今の日本ではトランスファー(副変速機)を備えたオフロードSUVの人気は衰退している。走破性が高い代わりに走行安定性や居住性に不満があり、悪路を走る機会の少ない日本では、欠点ばかりが目立ってしまう。
 そこで売れ筋になったのが、乗用車のプラットフォームを使ったシティ派モデルだ。<CX-7>もこのタイプに属し、プラットフォームの前側は<MPV>と共通。後方はオリジナルだが、サスペンションの形式は<プレマシー>に近い。
 ただし、シティ派でもSUVの国内市場は縮小傾向。数多く売るのは難しい。もっともCX-7の場合は、イメージリーダーとしての役割が期待できるだろう。SUVとしては極端にフロントウインドーを寝かせており、前後のフェンダーはワイドに張り出させた。<RX-8>や<ロードスター>など、今日のマツダ車のデザイン・アイデンティティーを明確に表現している。
 運転感覚も同様で、全高が1600mmを超えるSUVながらもステアリングの切れが良い。コーナリング時には旋回軌跡が拡大しにくく、スポーティーな走りにも対応している。危険回避時に後輪の安定感が削がれやすいのは欠点だが、全車に標準装着された横滑り防止装置の「DSC」により、大きく挙動が乱れる心配は少ない。
 SUVといえば、角張った背の高いボディーに穏やかなハンドリングを備えるのが普通だ。CX-7はそこにスポーツカーのようなデザインと走りを持ち込むことで、マツダのコンセプトをハッキリと打ち出した。クーペをスポーティーに仕上げるのはどのメーカーも同じだが、SUVとなれば珍しい。それだけに「マツダらしさ」がひときわ際立ってくる。

マツダ CX-7

SPECIFICATIONS

[代表グレード: Cruising package]
■ 全長×全幅×全高: 4680×1870×1645(mm)
■ エンジン型式:L3-VDT
■ 排気量:2260(cc)
■ 最大出力:238(ps)
■ 最大トルク:35.7(kg-m)
■ 燃費:9.1(km/l)
■ 定員:5(人)

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比の巻:ライバル研究

シティ派LサイズSUVの地を開拓したのは、まぎれもなく<ハリアー>
北米狙いの影響により、アクの強いスタイリングが印象的な<ムラーノ>

VS トヨタ ハリアー

トヨタ ハリアー
リセールバリュー:46〜52%

 前輪駆動を主体にしたシティ派LサイズSUVの人気車種といえば、真っ先に<ハリアー>が挙げられる。海外ではレクサス・ブランドが扱う車種とあって、内外装は極めて上質。加えてボディー剛性も入念に高められ、サスペンションが正確に働くので走行安定性も優れている。
 V型6気筒エンジンは、06年のマイナーチェンジで排気量を3500ccに拡大。280馬力の最高出力を発揮するようになった。外観はSUVだが、走行性能はLサイズのセダンと同等か、それ以上のポテンシャルを持っている。
 こうなると幅広いユーザーから支持が得られる。特に「Lサイズセダンには飽きたが、ミニバンには乗りたくない」「クーペでは窮屈」と考えるユーザーにはピッタリだ。そのような間口の広い魅力を持つSUVとあって、登場から約4年を経ながら、3年後の査定額は「48〜57%程度」に達すると予測される。

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VS 日産 ムラーノ

日産 ムラーノ
リセールバリュー:40〜46%

 <ムラーノ>は<ティアナ>などとプラットフォームを共通化した前輪駆動ベースのシティ派LサイズSUV。CX-7やハリアーと同じジャンルに含まれる。
 しかし、外観から受けるイメージは全く違う。“SUV”というより“宇宙船”を連想させる「クルマ離れした」ボディースタイルだ。思い切りの良い外観に仕上がった理由は、開発当初、ムラーノを北米専用モデルに位置付けていたことにある。担当デザイナーは、「北米では保守的なSUVだと周囲のクルマに埋もれてしまう。仮にデザインの段階で日本での販売を想定していたら、もう少し大人しい外観になっただろう」と言う。
 こうした“アクの強さ”もあって3年後の査定額は「40〜46%」だが、国産SUVの中では高い部類に属する。

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選の巻:オススメ乗り換えプラン

オフロード性能と高速性能を高次元でバランスさせた究極のSUV
オススメグレード
Cruising package(\3,400,000)
★★★★
オススメオプション
スポイラーセット(取り付け費込)(¥59,220) ★★★★
オススメボディカラー
ブリリアントブラック ★★★★
合計 オススメオプションを装着した場合の
リセールバリュー
\3,459,220 48%〜58%
ガリバー自動車流通研究所所長

ガリバー自動車流通研究所
鈴木詳一 所長

 乗用車的なスタイリッシュさが売りの<CX-7>。このクルマが目指したものは“デザイン”と“ダイナミックパフォーマンス”の2つで、スタイルの良さはこのコンセプトがあったからこそ達成したと言えます。
 SUVとしてのオフロード走破性の高さに加え、ハイパワー2.3リッターDISIターボエンジン搭載により高速道路など快適なドライビング性などを高次元でバランスさせたことにより幅広いユーザーに対応するなど、誰にでもおススメできるのがポイント。ライバルにはスバルの<アウトバック>が挙げられますが、これから他社も追随してきそうなジャンルです。

極の巻:中古車購入には…

アニキ分のランクルより一回り小さいサイズは「扱いやすさ」を演出
「高級セダン並みの質感」もあってフォーマルシーンにも似合うプラド
■ トヨタ ランドクルーザー プラドが買える!

トヨタ ランドクルーザー プラド TX 2004年式

トヨタ ランドクルーザー プラド TX 2004年式
中古車相場:
290万円 〜 320万円
(2007/2現在)

 SUVと言えばトヨタの<ランドクルーザー>が古くから人気。そしてこの<プラド>もランクルの弟分として中古車市場では人気が高いですね。スタイルを見てもお分かりの通り「本格的なオフロードを存分に楽しめるクルマ」ですが、もちろん街中でも使い勝手が良いように作られています。
 そのワケは、兄貴分のランクルより一回り小さいボディーサイズを採用することにより狭い路地でも楽に走行できること。加えて「高級セダン並みの質感の高さ」は兄貴分のランクルの血を受け継ぎ、スーツ姿でも似合うスタイリングです。
 最近のSUVは今回デビューした<CX-7>ほどではないものの、基本的に街中での使用を前提に設計されているため、違和感なく使えるところがウリとなっています。SUVファンなら一度は憧れるランドクルーザーの血を引く<プラド>なら、CX-7と同価格帯以下で中古車が購入できるなどおススメです。

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マツダ CX-7
( Cruising package )
\3,400,000
マツダ CX-7
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「マツダ CX−7」について

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