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新車試乗レポート

【マツダ プレマシー 試乗記】2リッタ−直噴+5速ATでパワフルな走りを実現したマツダ・プレマシーの実力は?

(2007.04.03)
マツダ プレマシー

直噴エンジン搭載で大幅に走りのパフォーマンスをUP!

マツダ プレマシー フロントマスク

 全長4500mm台というコンパクトなボディに3列シートを効率よく配置するなどした、使い勝手のよさ。そしてマツダらしいZoom-ZoomのDNAを全身で表現したスポーティなスタイルが特徴のマツダ、プレマシー。そのプレマシーがマイナーチェンジを実施し、走りにさらに磨きをかけた。
 一番のトピックスはなんといっても2リッターに直噴ガソリンエンジン「MZR型」が設定されたこと。もちろんマツダの2リッターとしては初の直噴化だ。その結果、さらなる高出力化と低燃費化を実現している。具体的には最大出力で6psアップ。最大トルクは1.2kg-mそれぞれ向上しており、なかでもトルクに関しては中・低速域をメインにアップ。日常的な扱いやすさなど、実用性はさらに高まっているといっていいだろう。併せてこの直噴エンジンのATは従来からの4速から5速へと多段化され、エンジン性能を余すところなく引き出し、より効率のよい走りを追求している。ラインナップ的には、従来からのエンジンもそのまま残されており、選択肢はより広がっているのはユーザーにとってありがたいもの。2.3リッターエンジンについては、直噴は設定されず、ミッションも4速ATのままだ。
 また新たにガンメタカラーの17インチホイール/フォグランプ/ステアリングシフトスイッチなど、走りの装備を充実した「20Z」を追加。こちらは新型の直噴ユニットのみの設定で、2リッターのなかではトップグレードとなる。

内外装もさらに充実

マツダ プレマシー ラゲッジ

 走りの進化に加えて、内外装の充実も図られているのが、今回のマツダ プレマシーのマイナーチェンジのトピックスのひとつだ。
 まず新たに「ダークプライムマイカ」と「ギャラクシーグレーマイカ」を追加。これはじつに凝った色味が特徴で、スポーティなイメージをアップさせているだけなく、プレミアム感についても演出できている点に注目だ。これでボディカラーは計11色となった。
 内装に関しては、助手席内側と2列目シート外側にアームレストを追加装備。3列目は緊急用として割り切りつつ、実際に日常的に使用するであろう1/2列目の快適性をアップさせているというのは歓迎すべき点である。そもそも最近のマツダのシートは乗り心地が自慢だけに、なおさらだ。
 そして最上級グレードである2.3リッターエンジンを搭載した「23S」に待望のレザーシートを用意。メーカーオプション扱いにはなるのだが、濃いエンジで渋みのある高級感が漂ってくるほど。周囲のステッチはダブルとするなど、ディテールにも抜かりはない。またシートとともに、ドアの内張りも同様のレザーとなる。従来からのプレマシー持つイメージやキャラクターとは大きく異なるテイストかもしれないが、新境地として十分にあり得る装備だろう。ちなみに価格は両側電動スライドドアとセットで14万円高。一見すると高いものの、内容を考えると逆にリーズナブルといっていい。

マツダ プレマシー フロントビュー
マツダ プレマシー リヤビュー
マツダ プレマシー 走り
マツダ プレマシー インテリア
マツダ プレマシー フロントシート
マツダ プレマシー リヤシート
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DSC(横滑り防止装置)の装備できるグレードが少ない!

 マツダ自慢の直噴エンジン。そして5速化されたATと、プレマシーの走りの進化には大いに興味が引かれるところ。
 第一印象としては、やはりよりパワフルになり、扱いやすくなったということ。プレマシーだけに、尖った走りというわけではもちろんなく、実用性が高まったといったほうが正しいだろうか。街中や高速での加速など、日常的によくあるシチュエーションでのストレスは確実に軽減されている。そして確実に静かにもなった。別に従来のプレマシーが取り立ててうるさかったというわけではないが、やはり静かになるというのは人間とにって敏感な部分なのだろう。この点でも体に感じるストレスは明らかに減少している。この点は、遮音材についても見直しを計っているようだが、もちろんエンジンの直噴化による、高効率化や制御の適正化が上げられるが、併せて5速AT化されたのも効果としては大きいだろう。
 さらにその恩恵か、コーナーリングもよりスムーズに。今回のマイナーチェンジでは足まわりの変更はされていないのだが、立ち上がりが滑らかなになったからそういった印象を受けるのだろう。いずれにしろ、ユーザーにとっては大歓迎だ。
 そして、今や安全装備というのも走りを語る際に重要な要素であるのはご存じの通り。その点では積載状況や緊急時に制動力を的確配分するEBDを全車標準装備化しているのは、ミニバンにとってとくにありがたい配慮だ。ただし、コーナーでの横滑りを防ぐDSC(ダイナミック・スタビリティ・コントロール)が23Sと20S(FFのみ)の2グレードにしか設定されていないのは少々残念なところ。しかもオプション扱いで、2リッターモデルで最上級となる新グレード20Zには設定もない。コスト面でかなり響くのはわかるが、車高の高く、挙動を崩しやすいミニバンだけにできるだけ欲しい装備だし、セールス的にもアピールできる部分のはず。オプションで選べるようにすればいいし、それでも全車に設定できれば、ひとつのZoom-Zoomになるのではないだろうか。

マツダ プレマシー リヤビュー
マツダ プレマシー ホイール
マツダ プレマシー 走り
マツダ プレマシー エンジン
マツダ プレマシー ステアリング
マツダ プレマシー サードシート
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代表グレード
20Z
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
4555×1745×1615mm
車両重量[kg]
1240kg
総排気量[cc]
2198cc
最高出力[ps(kw)/rpm]
151ps(111kw)/6200rpm
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
19.7kg・m(193N・m)/4000rpm
ミッション
5速AT
10・15モード燃焼[km/l]
15.0km/l
定員[人]
7人
税込価格[万円]
219.8万円
発売日
2007/1/30
レポート
近藤暁史
写真
高木博史

「マツダ プレマシー」について

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日産 セレナ (52件の記事)
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