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ホンダ 新型シビック タイプR 〜話題のクルマを賢く買う方法〜

(2007.04.28)
話題の新型車を賢く買う方法、教えます。
ホンダ 新型シビック タイプR

「タイプR」とは、ホンダが精根込めて造り上げた生粋のスポーツモデルに与えられる称号だ。
1992年に<NSX>に設定され、それ以降は<インテグラ><シビック>とラインナップを拡大。
ところが2000年頃になると、国内のスポーティーカー市場は急速に規模を縮小させてしまう。
ゆえに、2006年に生産を終えた<インテグラ>を最後に「タイプR」は一時的に姿を消した。
それを再び蘇らせたのが現行<シビック タイプR>だ。
ボディーはセダンだが、エンジンは従来以上に高度なチューニングを受け、
2000ccながらも最高出力は225馬力に達する。

◆本文:渡辺陽一郎
◆データ協力:ガリバー自動車流通研究所
◆総合ディレクション:佐藤 誠(from ガリバー自動車流通研究所)

知の巻:新型シビック タイプRが人気の理由

通常走行では扱いやすく、スポーティー走行ではダイナミックに!!
走りの基本であるボディーを入念に作り込んだ究極の「タイプR」
ホンダ 新型シビック タイプR
リセールバリュー:59%〜68%

 復活したシビックは、まさに待望の1台だったろう。搭載される高性能なK20A型エンジンは、多くのユーザーを魅了していてファンも多い。クルマを代替えするというより、エンジンを中心にタイプRを買い続けるユーザーもいるのだ。従ってタイプRの供給がストップすると、K20A型のファンは新車を買えなくなってしまう。2000ccのタイプRはホンダのラインアップにおいて欠かせない存在だ。
 特にレースやサーキット走行を趣味にするユーザーには、タイプRを代替えし続ける傾向が強い。嬉しいニュースは、新型でありながら既にスポーツ・サスペンションなどの発売が予定されていること。インテグラと同じように自分のドライビング・スタイルに見合ったアレンジを施し、サーキット走行を満喫できる。
 そのような根強いファンに支えられるタイプRだから、リセールバリューの水準も高い。3年後の下取査定額は、新車時の59〜68%という予測。また、価格は283.5万円。その性能の高さを考えれば、リーズナブルな設定と言える。購入と数年後の下取りという両面で、シビックタイプRは条件の有利なクルマとなっている。

 <シビック タイプR>が搭載するエンジンは、ホンダ車に幅広く使われるK20A型。ただし、極限までチューンアップされている。直接の母体になったのは<インテグラ タイプR>や<アコード ユーロR>に搭載されるタイプだ。新型シビックタイプRの搭載に当たって吸排気効率を向上させて圧縮比を高め、インテーク/エキゾーストマニホールドの設定も見直されている。従来以上の緻密なバランス取りを行なったと考えれば良い。
 その結果、<インテグラ タイプR>との対比で最高出力は5馬力アップの225馬力。最大トルクは0.9kg-m向上して21.9kg-mになった。しかも最大トルクの発生回転は900回転下がって6100回転。最高出力は従来型と同じく8000回転で発揮されるから、高回転域の吹き上がりと実用トルクをバランス良く高めている。通常の走行領域では扱いやすく、スポーティーに走れば高回転域でダイナミックな加速感を楽しめる。
 ボディー剛性については、現行シビックセダンが高い水準に達していることから、各部の取り付け剛性の向上を図る程度の変更にとどめ、重量の増加を抑制している。それでも、最終型のインテグラ タイプRに比べてボディー剛性は50%も向上。シャープに反応するスポーティーで曲がりやすいハンドリングを実現しながら、危険回避の操作を行った時の安定性も高い。
 加えて偏平率が40%の18インチタイヤを装着しながら、乗り心地に粗さを感じない。もちろん硬めの印象だが、適度な引き締まり感があって心地好いと感じるドライバーも多いだろう。走りの基本となるボディーを入念に造り込み、スポーツ性、走行安定性、快適性と様々な要素を高次元でバランスさせた。
 ちなみに、このバランス型の走行性能はタイプR特有のモノではない。程度の差はあるが、最近のホンダ車全般に当てはまる特徴だ。つまり、ここまで高い性能を達成しながら、「タイプRである以前にシビック」という表現もできるのだ

ホンダ 新型シビック タイプR

SPECIFICATIONS

[代表グレード: タイプR]
■ 全長×全幅×全高: 4540×1770×1430(mm)
■ エンジン型式:K20A
■ 排気量:1998(cc)
■ 最大出力:225(ps)
■ 最大トルク:21.9(kg-m)
■ 燃費:11.0(km/l)
■ 定員:4(人)

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比の巻:ライバル研究

最大のライバル<インプレッサWRX>は高い開発姿勢が下取りにも反映
趣味性や希少価値の高い<S2000>も設計が古い割にリセールは平均以上

VS インプレッサWRX・STI

スバル インプレッサWRX・STI
リセールバリュー:53〜59%

 シビック タイプRにとって、目下のところ一番のライバル車となるのは<インプレッサ WRX>だろう。2007年中盤にフルモデルチェンジを行なう末期モデルだが、依然として人気が高い。それはスバルの開発姿勢によるものだ。車種の数を抑え、フルモデルチェンジのサイクルを長期化する代わり、常に細かな改善を加えている。そのため、時間を経過しても古さを感じない。特に走行性能は最高水準をマークし続けている。
 そのようなインプレッサWRXだから、モデル末期でありながら3年後の下取査定額は新車時の53〜59%という高水準。常に商品力を高める開発姿勢は、最終的に高額の下取査定としてユーザーの利益に結び付くのだ!!

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VS ホンダ S2000

ホンダ S2000
リセールバリュー:46〜54%

 <S2000>はシビックタイプRと並ぶホンダを代表するスポーツモデルで、2シーターのオープンスポーツカーとなっている。ロードスターと同様、このタイプのクルマは国内で売りにくい状況になった。また、世界的にも大量に販売されるクルマではない。そのためにフルモデルチェンジのサイクルが長引き、登場してから既に8年を経過している。
 それでもマイナーチェンジで“ボディー剛性の向上”や“排気量の拡大”といったテコ入れを図ってきたが、デザイン面を含めて古くなった印象は否めない。
 そんなS2000のリセールバリューは、新車時の46〜54%。日本車の平均は35〜45%程度だ。S2000は趣味性の強いクルマで希少価値も高く、設計が古い割には有利な条件で手放すことができる稀有な存在だ。

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選の巻:オススメ乗り換えプラン

改造せずにHOTな走りが楽しめるモデルはリセールもHOT!!
オススメグレード
タイプR(\2,835,000)
★★★★★
オススメボディカラー
チャンピオンシップホワイト ★★★★★
合計 オススメオプションを装着した場合の
リセールバリュー
\2,835,000 59%〜68%
ガリバー自動車流通研究所所長

ガリバー自動車流通研究所
鈴木詳一 所長

 シビックのホットモデルがこのタイプR。古くはSi/Si−Rから続くシビックのハイパワーモデルですが、タイプRとなってからは1クラス上の性能が与えられ、通常モデルとは別格の人気を誇ります。
 おススメポイントは走りの良さで、コンパクトボディーにハイパワーエンジンを搭載した正にストリートレーサーとも言える点。改造無しでホットな走りが楽しめるモデルとしてはライバルが少なく、将来的なリセールバリューも高くなるなど“走り”のみならず“コストパフォーマンス”も最高な一台です。

極の巻:中古車購入には…

新車では手に入らない<インテグラ タイプR>は思い入れも強い!?
プレミア感も高いことがリセールバリュー的には大幅にプラス!!
■ シビック タイプRのライバルはインテグラ タイプR

ホンダ インテグラ タイプR 2002年式

ホンダ インテグラ タイプR 2002年式
中古車相場:
180万円 〜 220万円
(2007/4現在)

 タイプRのライバルと言えば、今や生産終了になった<インテグラ タイプR>ですね。シビックと同コンセプトでクーペモデルが選べるなど、走りに対する思いはコチラの方が上!! 価格も200万円前後と手頃な価格に落ち着いており、購入しやすい一台となっています。
 確かに最新の<シビック タイプR>と比較するとパワー面では多少見劣りする面はあるものの、クーペが持つ雰囲気はシビックでは味わえないもの。また、パワーが少ないとはいえ220馬力を発生するエンジンは必要十分にパワフルで、走りのレベルも同クラス。<NSX>で始まったタイプRの歴史をこの<インテグラ>がメジャーにするなど、タイプRといえばこのインテグラが筆頭です。生産終了となってしまったことでプレミア感も高く、リセールバリューも高いことから買って損の少ない1台ですね。

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ホンダ 新型シビック タイプR
( タイプR )
\2,835,000
ホンダ 新型シビック タイプR
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「ホンダ シビック タイプR」について

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