真夏はエンジンオイルにとって最も劣悪な環境!いつ換えたかな?なんて人は即交換!
今年の夏は『猛暑』から『平年並み』に訂正した気象庁ですが、やはり暑くない訳では決してありません。上記の写真は、愛車に取り付けられた合計9個の「後付けメーター」の一個である「外気温度計」が示した数値。誤差は+1℃程度ですから、いかに暑い日であったからお分かりいただけるでしょう。(場所は日本でも有数の暑さを誇る山梨県甲府市です。)
外気がこの気温ですから、車内といったら推定70℃?ステアリングも触れないほどの熱地獄です。しかし窓を全開にして10分も走れば、熱気も抜けてエアコンの涼風が心地よく頬を撫でてくれます。
平日の午前中ということもあり、交通量も少なめ。久しぶりに富士五湖あたりまで流してみるかな?途中のワインディングは高速コーナーの連続。換えたばかりのショックアブソーバーを試すには最適だし・・・。しかし、楽しいはずの計画がオイル交換をサボっていたためにとんでもないことになるとは、この時点では想像もしていませんでした。
決して無茶をしたわけではないのにオイルにとっては過酷な状態
選んだコースは、山梨県甲府市から河口湖に至る国道137号線。甲府側が海抜300mなのに対して、河口湖側が950m。途中の峠が海抜1300mほどなので、上り勾配の方が多いルートになります。
サイドウインドを全開にして、イタリア「イノックス・レーシング」社製φ105マフラーの奏でるゴキゲンなエキゾーストを満喫しながら、12%の勾配を3速全開で駆け上っていく。11年連れ添った愛車「トゥインゴ」の調子も最高!と思いきや、事態が一転・・・。後部座席に横綱○青龍でも乗せているかのように、急にクルマの動きが重くなってしまったのです。とりあえず桃農園の駐車場にピットインすることに・・・。(余談ですが、今年の桃は豊作で甘いです!)
我が愛車は周囲から通称“走る計測器”と呼ばれています。ステアリングの前にこれでもか、と並べられたメーター達を、まるで電車の運転手さんが指差しで各計器を確認するかの様に「水温よし!」「吸気温よし!」「排気温よし!」「油温アレレ?」そう、通常走行よりかなり高い数値を指していたんです。一般道では、60℃から70℃前後で推移している油温が90℃に迫る勢いで上昇。(この後105℃まで上がりました。1.2Lの自然吸気エンジンでは明らかに高すぎます。)走行会で頑張って走っても精々85℃だったのでこれは一大事です。
【※参照】圧巻! 我が愛車の“走る計測器”『後付けメーターのススメ!』はこちらをチェック!
クルマの発するメッセージにもっと耳を傾けましょう!『後付けメーターのススメ!』【達人ISM】 written by 外川 信太郎 (2007.04.24)
昨今のクルマってメーターが少なくなったと思いませんか?こんな時代だからこそ、自分だけのコックピットを手に入れてみませんか? >> 記事全文を読む |
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しかも、ステアリングポスト上の一等地に配置された「油圧計」からは、油圧低下を知らせる発光ダイオードが赤く点灯。これ以上、峠道を駆け上ればエンジンを壊しかねません。この日は、急遽ピットインした桃農園であまーい白桃をおなか一杯食べて、来た道を観光バスを後ろに付いて引き返しました。
なぜこんなことが起こったのか?
原因はわかっています。最近オイル交換をサボっていたからです。いつ換えた?と聞かれても即答できないのですから、おそらく年末あたりでしょうか?
では、なぜこのようなことが発生したかといいますと、エンジンオイルの劣化が原因です。エンジンオイルの役目はエンジンの「潤滑」「洗浄」「冷却」があります。しかし、走行を重ねていきますと、エンジン内の燃えカスや金属粉などさまざまな汚れを取り込み、自ら黒く汚れていきます。これにより、性能低下を招く結果となります。
高温の中、劣化したオイルでアクセル全開!なんてことをしますと、冷却性能低下で油温上昇、そして潤滑不足で油圧低下を招きます。幸いにして、私のクルマにはオイルの状態を克明に伝えてくれる「後付けメーター」が装着されていたので、大事には至りませんでしたが、その後、即オイル交換をしたのは言うまでもありません。少し奮発して化学合成100%のエンジンオイルを注ぎ込んで、同じルートをゴキゲンに走ってみましたが、油温、油圧ともに極めて安定していました。
わかってはいたものの、エンジンオイルはエンジンのコンディションを保つ大変重要な液体であると痛感した一日でした。
私と同様、「あれ?エンジンオイルいつ換えたっけ?」という方、夏のロングロライブに出かける前に即オイル交換をしてください!
たかがオイル、されどオイル。放っておくと大変なことになりますよ・・・。
written by 外川 信太郎



