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スバル インプレッサ
セダンを廃止して、ハッチバックのみの設定。 その大胆戦略が吉と出るか凶と出るか・・・。
スポーティなイメージばかりが先に立ち、シリーズ全体では不振が続いていたスバルのインプレッサ。3代目ではアッサリとセダンを廃止(海外仕様ではあり)して、5ドアハッチバックのみのラインナップで登場した。5ナンバーから3ナンバー化されたメリットを活かしつつ、エクステリアはキャラクターラインを強調し、ウエッジシェイプが効いたもので、欧州車的な雰囲気十分。さらにインテリアも開放感あふれているだけでなく、各部の質感は先代に比べて確実に向上しており、レガシィ的といってもいいほどだ。シート自体も表皮やサイズなど、申し分ない。なお、注目したいのはグレードによる装備などの差があまりないことで、どれを選んでも満足度は高い。この質の向上は走りについても当てはまり、リヤサスペンションは新たにダブルウイッシュボーンを採用。スバルとしては新たな試みではあるが、熟成を重ねただけあって、しっとりと粘る足まわりとすることに成功している。この点もプレミアム感の演出にひと役買っている。エンジンは1.5リッター/2リッター/2リッターターボの3本で、エンジンの違い=グレードになるため、じつわかりやすい。基本はやはりスバルお約束の4WDだが、1.5リッターにはFFも用意されている。 1.5リッター車でも必要にして十分なパフォーマンスを発揮し、経済性重視ならオススメだ。また2リッターのターボは気になるところだが、こちらはパンチよりも滑らかさ重視で、無理なくスポーティな走りが楽しめる味付けとなっている。
[取材時実測燃費] 9.2km/L
[インプレッサ価格帯] 145.95〜259.35万円
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トヨタ オーリス
欧州でも健闘する世界戦略車 3ナンバーサイズで余裕十分
先代に当たるカローラ・ランクスから独立し、シャーシもカローラではなく、3ナンバーサイズのシャーシを採用する。欧州流にいえば、Cセグメント。もともとランクスの時代から欧州をターゲットに入れており、オーリスはさらにその傾向を強め、トヨタは世界戦略車として位置づけているほど。発表も06年のパリサロンだ。もちろん国内仕様でも5ナンバーではなく、3ナンバーとなっており、全幅は1760mmとハッチバック=コンパクトといったイメージで乗ると少々扱いにくさを感じるほど。サイドの見切りは正直あまりよくない。ただし、走りについて、サイズの拡大というのは大きな威力を発揮しており、キビキビというよりはドッシリと落ち着いた味付け。ドタバタ感などは皆無だ。エンジンは、1.5リッターと1.8リッターを用意。1.5リッターは実用的だが、1.8リッターは車格に対して十分な余裕があり、制御の効いたCVTのアシストも高く、ストレスのない走りを楽しむことができる。さらに3.5リッターを搭載した兄弟車のブレイドとともにトヨタのプレミアムハッチバック戦略の中核に位置するといっていい。ただし、室内のデザインや質感もしっとりというわけではない。たとえば大胆に伸びたサイドブレーキのレバーは妙に未来的だったりと、不思議な感じ。大人(とくに脱ミニバン世代)が乗るには少々気恥ずかしいかもしれない。もちろんパッケージング自体は余裕のボディサイズの恩恵で、リヤシートも含めてゆったりとした空間を作り上げている。
[取材時実測燃費] 10.8km/L
[オーリス価格帯] 162.225〜229.95万円
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