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【新型トヨタ マークX ジオ 購入ガイド】トヨタ マークX ジオのツボはココ!

(2007.09.28)
トヨタ マークX ジオ エクステリア

今までにない新ジャンル、日本人好みの高級感を演出

 トヨタの隠し球として、以前から噂に上っていたマークXベースのミニバンであるジオ。SUVという情報もあったのだが、結果的にそのシルエットを見てみると、ワゴンとSUVのエッセンスをうまく取り入れた"スタイリッシュな"ミニバンといった趣だ。しかもプレミアムサルーンのマークXベースとくれば、日本人好みなのは間違いなく、とくにトヨタならではの保守本流的な安心感の演出はさすがといっていい。
 まさに新ジャンルなのだが、強いて言えばメルセデスのRクラスが似たような存在だろうか。まず印象的なのはやはりそのエクステリアデザイン。フロントマスクはハリの効いた感じで、マークXのイメージをキッチリとアピールしつつ、リヤへのラインも流麗そのもの。変にゴテゴテしていない分、プレミアム性を強烈に演出している。しかも驚いたのはその価格で、256〜333万円とじつにお手頃な設定としており、すでにヒットの予感プンプンだ。

サルーンの風格すら漂う、ユニークなキャビンコンセプト

 気になるマークX ジオのパッケージングだが、3列シートを採用し、2列目の形状違いで乗車定員は6名もしくは7名となる。実際のところ、車高は1550mmとミニバンとしては低めなだけに、窮屈かも……、といった心配も出てくるが、それは杞憂。マークX ジオでは「4+Free」パッケージを採用しているのが特徴のひとつ。これにより、1列目/2列目を優先し、3列目に関しては正直なところ、緊急用として割り切っている。実際の使用下でも、3列目に常に人が座るということもないだろうから、これは正しい判断だろう。
 その分、前2列目の造りには力がかなり力が入れられており、シートの座り心地やサイズはゆったり。さらに各スペースも余裕十分なのだが、たとえば前後シート間の距離はマークXどころか、クラウンも上回るというから、ただ驚くばかり。実際に座ってみても、マークX ジオでドライブする魅力は、2列目でゆったりとくつろぐという点にあるかもしれない。もちろん3列目に関してもただ簡易的に装着しました、ではなく、ラゲッジとの使い分け方は絶妙。用途に合わせて自在に変化させることができ、ラゲッジ容量は十分だし、肝心の座り心地もある程度の長距離ドライブにも対応できるほどだ。

トヨタ マークX ジオ リヤ
リヤへと伸びる流麗なラインが魅力のひとつ。今までにないキャラクターであることが見て取ることができるほど。
トヨタ マークX ジオ エンジン
エンジンは3.5リッターV6と2.4リッター直4の2タイプを用意。ミッションも異なるので、選ぶ際はあまり迷わなくて済みそうだ。
トヨタ マークX ジオ インパネ
インパネのデザインに関しても、ミニバンというよりも、サルーンの雰囲気が漂ってくる。スイッチ類もセンターに集中しており、扱いやすい。

新鮮ながら、飽きの来ないインパネデザイン

 インパネまわりのデザインもマークXのスラントしたイメージを踏襲しつつ、さらにミニバンらしいエッセンスをプラスすることで、ジオらしさを演出している。ブルーに発光するメーターや、操作性のいいインパネシフトなど、ちょっとした街乗りから長時間のクルージングまで構えることなく、楽にこなせるようにまとめ上げられている。
 もちろん装備面も豪華そのもので、左右独立のオートエアコンが全グレードに標準となるなど、最初にも触れたように、コストパフォーマンスはじつにいい。室内イルミネーションや乗車時に足もとなどを照らしてくれる、ウエルカムパフォーマンスなど、贅沢な演出もぬかりなし。低グレードだからといって、貧相といった感じがまったくしないのだ。このあたり、マーケティング上手のトヨタの実力と言ってもいいだろう。

トヨタ マークX ジオ メーター
ブルー基調のオプティトロンメーターを採用。クールなイメージがじつにさりげない。乗り込むとウエルカムの文字が浮かび上がる。
トヨタ マークX ジオ フロントシート
大ぶりで、フンワリとした乗り味のシート。表皮のタッチ自体も上質で、気持ちいい。上級グレードにはパワーシートも備わる。
トヨタ マークX ジオ セカンドシート
セカンドシートもフロントシート同様の造りのよさ。写真のキャプテンシート以外にベンチシートも用意されるが、オススメはやはり前者。

卓越した走りを支えるエンジンは2タイプを用意

 マークXの魅力といえば、トヨタらしいシルキーな走り。ジオでは2.4リッター直4と3.5リッターV6という2タイプのエンジンを設定している。まだ試乗はできていないが、どちらもすでにトヨタを代表するユニットとして高い評価を得ているだけに、ストレスのない吹け、そして滑らかで静粛性に優れた走りは容易に想像ができる。ミッションに関しては、V6が6速AT。そして直4に関しては、経済性も重視してCVTが組み合わされている。
 そしてサスペンションもマークX譲りでリヤにはダブルウイッシュボーンを採用し、しなやかな乗り味を実現。またV6に関しては、スポーティ性を高めるために、専用チューニングが施されているという。安全性については、ミリ波レーダーなどを選ぶことができるなど、トヨタの最新モデルレベルが用意されているが、安定した姿勢を確保するS-VSCが全車に標準装備されているのはとくに注目したい点だ。

トヨタ マークX ジオ サードシート
サードシートはサブ的な存在だが、サイズが小さいだけで、フィーリング自体は他のシート同様。足もともまずまずのスペース。
トヨタ マークX ジオ ラゲッジ
ラゲッジはノーマルでも容量はたっぷり。トノカーバーのように使う専用のボードはフロア下に収納可能。
トヨタ マークX ジオ ラゲッジ
3列目だけでなく、2列目も倒すことができるので、最大でここまでラゲッジを拡大することができる。これは大きな武器だ。
トヨタ マークX ジオ モデリスタバージョン

写真のモデリスタバージョンは奇をてらわず、大人のスポーツを強調。さらにTRDバージョンも用意され、カスタムも楽しめる。

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代表グレード
350G(FF)
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
4695x1785x1550mm
車両重量[kg]
1660kg
総排気量[cc]
3456cc
最高出力[ps(kw)/rpm]
280ps(206kW)/6200rpm
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
35.1kg-m(344Nm)/4700rpm
ミッション
6速AT
10・15モード燃焼[km/l]
10.2km/l
定員[人]
6人
税込価格[万円]
333.0万円
発売日
2007/9/26
レポート
近藤暁史
写真
佐藤靖彦
取材協力
トヨタ自動車

「トヨタ マークX ジオ」について

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