こちらのエンジンルームは、今年で丸11年経過した我が愛車であるルノー「トゥインゴ」のものです。(度々登場させてもらっています。)なぜ、エンジンルームをわざわざお見せしたかといいますと、別にきれいでしょう?という事を自慢したいわけではありません。
外装をこまめにケアしている方でも、エンジンルームは“臭いものに蓋”状態でホコリだらけという、自称洗車マニアをよく見かけますが、クルマを動かしてくれているエンジンにも敬意を表して、しっかりケアしてあげてほしいですよね・・・。
今後、すでに汚れてしまったエンジンルームのケアをお届けするとして、今回のテーマは、嘘のような話ですが、ズバリ、『エンジンルームをキレイにすると、トラブルを防止できる!』です。決して特別なことを行うわけではありません。
しつこい油埃を堆積させないように日頃から心がけ、樹脂やホース類を定期的に磨くだけで、その後の維持費に大きな差が・・・。
100円ショップのカーケア商品で十分!
用意するのは、樹脂やゴムホースの汚れ落とし、保護ができる使い捨てのタイヤ用クロスと、エンジンルームの天板や隙間の塗装面、ヘッドカバーなどの汚れを拭き取れる塗装用の水なし洗車クロスです。10枚入りでそれぞれ100円なり!
エンジンルームは、一ヶ月に一回程度の手入れで新車のような状態を保てます。このクロスは毛羽立ちもなく、汚れたらポイっと捨てられるのでオススメなんですよ。
まずは、ラジエーターとウォーターポンプとの間を循環する冷却水のバイパスのアッパー&アンダーホースをタイヤ用使い捨てクロス(100円)で丁寧に磨きます。必ずエンジンの冷えた状態で作業を行い、怪我を防止するためにも必要に応じて、軍手を装着しましょう。
どうですか?黒々とした艶がカンタンにでました。この作業を繰り返していきますと、シリコン皮膜がゴムに浸透し、素材を強化します!
実は、このアッパーホースをはじめ、各ホース類はなんと新車時より11年間、一度も交換した事がないのです!!通常ならホース類の場合、白く粉を吹き、持っても4、5年が限界とのこと。メカニックの見解では、保護皮膜が素材に浸透し、ゴム素材がほとんど劣化を起こしていないというのです。確かに握ってもゴムの張りは、ピチピチです。
ヘッドカバーやプーリー、隙間の塗装面などは、ボディ用使い捨てクロス(同じく100円)で拭き取っていきます。ワックス成分も含有されていますので艶も出ますし、水の使えないプラグホールやデスビ周りなども、ガシガシ拭けます!
ヘッド周りをキレイにすることで、オイル漏れを事前に発見することも出来ますし、常に埃を堆積させないことで、発電機などにも埃の進入を防ぐことが出来、駆動トラブルを抑止することが出来るのです。
今回の点検でもエンジンルーム内の交換部品はなし!
視覚的に各パーツ類はキレイとはいえ、さすがに11年目の老体ですから、突然のトラブルが発生する可能性もあります。
夏を越えた時点で、ホース類やベルト、発電機などを一通り点検してもらいましたが、敏腕メカニックの診断は、どこも異常がなく、ホース類もまだまだ使えるとの事。日頃の手入れでここまで消耗品の寿命を延長することが出来るのかと、メカニックも驚きを隠せない様子でした。
新車を購入された方、すでに消耗品を交換された方、エンジンルームのパーツ類をこまめに手入れすれば、寿命を驚くほど延ばすことが出来ます。特にホース類は、劣化による水漏れを防止することが可能です!(水漏れは、下手すれば、即オーバーヒートにつながります。)
ぜひ、お試しください。数年後、ボクのクルマのように必ず結果が出ますよ!
written by 外川 信太郎

