ゆったりとした広い室内空間を実現した
フィットの室内空間は従来に比べてグンと広くなった感じだ。ボディの全幅が5ナンバー車枠いっぱいにまで拡大され、全長とホイールベースが延長されたことが広い室内つながっている。もちろん、従来からのセンタータンクレイアウトが室内の広さに大きく貢献しているのは言うまでもない。
インパネ回りのデザインはコンパクトカーらしいシンプルなものだが、質感はそれなりに高いレベルにある。ステアリングホイールはシビックと同じデザインとされている。
運転席に座ったときの印象は、とても視界の良いクルマだというもの。左右の三角窓の面積が大きくなって視界確保に意味のある三角窓になったほか、上方まで広がるフロントガラスが大きな視界につながっているし、ガラスルーフのスカイルーフを装着したモデルも視界を拡大させている。後席ヘッドレストのデザイン変更により後方視界も改善されている。
使い勝手を重視したインテリア
快適装備はホンダ車の常としてオーディオがオプション設定。オーディオかカーナビを装着する必要がある。オプションはほかにヒーテッドドアミラーなどのコンフォートビューパッケージ、本革巻きステアリングなどのSパッケージ、ハイトアジャスターなどのFパッケージといったセットが用意されている。
FパッケージはGのみに設定されており、ほかのグレードで標準装備となる快適装備をまとめてセットにしたもの。電動格納式ドアミラーなど肝になる装備が入っているので、Gを選ぶなら必ず装着したい。
新型フィットにはカップホルダーが10個所も設けられている。5人乗りなので一人当たり2個所のカップホルダーが使えるわけ。そんなに必要ないともいえるが、収納について頑張ったのは確か。後席のシートの座面裏には取扱説明書の入るポケットもある。
安全装備はサイドSRSエアバッグが全車にオプション設定で、横滑り防止装置のVSAはRSのFF車にだけ用意され、5速MTには標準でCVT車にはオプション設定となる。残念なのは後席中央に3点式シートベルトやヘッドレストが装備されていないこと。欧米で販売しているフィット(ジャズ)には装着されているのだから、国内仕様にないのは承服できない。