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ピレリ FIA WRC用ウインタータイヤ「ソットゼロ(SOTTOZERO)」を発表

(2008.01.24)

路面のコンディションに合わせた2種類のタイヤ

 ピレリはFIA世界ラリー選手権用ウインタータイヤとして、ラリー・モンテカルロのようなイベント用の「ソットゼロ・スノー」と、深い雪やアイスのあるスウェディッシュ・ラリーのようなイベント用の「ソットゼロ・アイス」を発表した。

ピレリ ソットゼロ・スノー

 「ソットゼロ・スノー」は、ラリー用ターマックタイヤ「P Zero」と似た構造を持つ。トレッド面からのスパイクピンの突出量は最大1〜1.5mmだが、路面へのダメージを与えずに長距離走行が可能となっている。同タイヤは、モンテカルロのような、路面がドライ、スノー、アイスのミックスしたコンディション用に設計されている。また、「P Zero」よりも更にフレキシブルなコンパウンドを持っているため、多様な路面コンディションに対応可能である。2008年からアンチデフレーションムースが使用禁止となったため、パンク対策としてタイヤのショルダー部分が特に強化されている。

 コンパウンドとトレッドパターンは、深い積雪に備えたスパイクの装着時および非装着時のどちらにおいても、低温で滑りやすい路面での確実なグリップ力を確保し、高いパフォーマンスを発揮するよう設計されている。

ピレリ ソットゼロ・アイス

 「ソットゼロ・アイス」はスウェーデンのように路面全体がアイスで覆われているラリー用。接地面への圧力を高めて連続的なグリップを確保するためトレッド幅が狭いものが使用される。高いグリップ力を発揮させるスパイクピンの抜けを防止するため、スパイクピン用の穴にはコンパクトなプラグが付いている。雪上でのトラクションを最大限に発揮させるため、トレッドパターンは極めて幅が狭く深くなっている。また、トレッドパターンは非対称で、スパイクはピレリの特許技術により製造工程で装着される。

 構造的には、2008年からアンチデフレーションムースの使用が禁じられたため、パンクや障害物に備えて特にサイドウォールが強化されている。また、2009年からは、グラベルイベントとスノーイベントで使用するリムが同じになる為、それに合わせたサイズ15x7.0のリム用のタイヤが利用可能になる予定であるという。

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