インテリア回りの雰囲気はBMWの文法に則ってきっちりと仕上げられている。インパネの中央部分は運転席側にやや傾けてデザインされたドライバーオリエンテッドのデザインが採用されており、これは多くのBMW車に共通するものだ。
その上部にはiDriveによってコントロールするカーナビが標準で装備される。見やすい位置に割と大きな液晶画面があるので、カーナビの視認性に不満はない。
コンソール部分に設置されたiDriveのコントローラーは初期のものに比べると操作性が向上してきたが、オーナーならともかく我々のようにたまにBMWに試乗する立場の人間だと、操作のロジックを思い出すまでにやや時間がかかる。できれば、最初にボタンひとつでどの機能を選ぶかを操作できるようになると良いと思う。
後席の空間は想像する以上に広い。2ドア車なので乗り込むのにやや窮屈な感じになるが、中に入ってしまえば大人2人が普通に座れるくらいの広さがある。決して広々といった感じではないが、ヘッドクリアランス、ニースペースとも大人用の空間といえる。
運転席のシートは本格的バケットタイプのもので、横方向のホールド性も十分。ワインディングなどをドライブするときにもしっかりと体を支えてくれ、運転姿勢が乱れることはない。